オンラインライブ「Jack Bruce,Char and Gota Absolute Live Japan 」を見た。

先日というか昨日ですが、「Jack Bruce,Char and Gota Absolute Live Japan 」を、eプラスのオンラインライブを見ました。説明するのもアレですが、元クリームのジャック・ブルースさんがベース、Charさんがギター、元シンプリーレッドの屋敷豪太さんがドラム、のトリオ編成で演奏をする、というライブでした。
ライブ自体は2012年で、もう9年前ですね。この後、2014年にジャック・ブルースさんは亡くなれれてしまったので、もうこの編成でのライブをすること自体が叶わないですが、過去のライブとはいえ、ジャック・ブルースさんとCharさんの共演に興味があったので、チケット購入して見てみました。以下、その感想です。

オリジナルのCreamよりCreamっぽいんじゃないかと思った

ジャック・ブルースさんはオリジナルメンバーなので、それ以外のお二人についてですね。
ギターのCharさんは、P90載せのSGをメインで弾いていましたが、これも古いギターかなと思いました。クリーム現役当時は、クラプトンさんが、SGとかファイヤーバードとかES-335とかを使っていた印象でしたが、現在のクラプトンさんはその当時の音とは違い、進化したギターの音を追求し続けているような印象なので、その当時の音とは違っていると思います。

また、ドラムの屋敷豪太さんも、ソリッドで素晴らしい印象でした。
オリジナルメンバーのジンジャー・ベイカーさんは、2005年にクリーム再結成の時にドラム叩いていますが、その時には65歳ということで、パワフルなドラミングという感じではありませんでした。もちろん、オリジナルメンバーでやる、ということに大変な意義はありますが、単純な演奏レベルということを比べると、忠実に再現できるという点で違いはあったかと思います。

ジャック・ブルースさんのボーカルが素晴らしい

クリーム活動時も、メインボーカルはクラプトンさんよりジャックブルースさんが取ることが多いような印象がありますが、このライブでも、ボーカルをとる曲では流石の美声でした。
年配だったので、声量とかパワフルさは流石にそこまではなかったものの、いい声だな〜と思いました。ベース弾きながらボーカルとるプレイヤーはまあまあいますが、ジャックさんはその中でもかなりの大きな存在のような気がします。

そしてCharさんのドライブっぷりもすごい

このライブは企画なのかは分かりませんが、Charさんの安定感と疾走感はすごいですね。
先ほど音色の話をしましたが、古いギターでバンと弾くと、その昔の雰囲気がでて、かつフレーズも、忠実に再現するところはそのまま弾き、ソロでのインプロビゼーションみたいなところでは自分のフレーズで弾きまくる、ということで、本家クリームのジャックさん迎えても一歩も引かないところがありましたね。

まさにこのライブを流しながらこのエントリ書いていますが、いやお金を払ってでも聞く価値のあるオンラインライブでした。この当時、こんなライブやっているなんて知らなかったのが悔やまれます。あと数日はみれるので、また聴きたいと思いました。

▼参考情報

Jack Bruce,Char and Gota Absolute Live Japan ! 【Streaming+(配信)】のチケット情報(Streaming+・2021/6/25(金)~2021/6/30(水))/a>

コロナワクチンを打って1日目の感想

本日、コロナワクチンを打ちました。
会社での職域接種が行われることになり、それが1週間前くらい。すぐに予約して、本日うちに行きました。午前11時半前に打って、そこからまた家に帰ってきて、在宅勤務を続けた感じですね。

いろいろと情報が出ていましたが、自分が打ってみて分かった事もありました。それを少し書いて見たいと思います。

ワクチンを打つときは全然痛くない

左腕上腕部に打ちましたが、「ちょっとチクッとしますよ」を言われたものの、ほんとにチクッとで、「今打った?」位な感じで、打つときの痛みは全然ないレベルですね。インフルエンザの予防接種の時の方が痛いですね。

しばらく経って、徐々に痛くなって腕が上げづらい

ちょうど書いている今の状態です。
打ってから6時間くらい経った夜くらいに、結構打ったところが突っ張って痛みが出てきました。そこから、腕を上げるのも痛い、という状況で、打った左手はあんまり上げずに主に右手を使うような感じです。
ただ、これも時間の問題で、時間が経つと緩和されていくようですね。昨日打っていた河野太郎新型コロナウイルスワクチン接種担当大臣も、こうツィートしていました。

大きな後遺症はないものの、手術したところがちょっと痛い

打ったところが痛いというのは想定内でしたが、それ以外にどんな副作用があるのか、というのは気になってました。今のところ、熱が出るとか頭痛が出る、というような副作用はないですが、手術したところの痕がなんか動く感じがして、まあまあ違和感がありますね。
右足首と左肩の鎖骨に手術痕がありますが、順々に痛くなっている感じです。
たまに痛くなることもあるし、筋肉痛などの副作用もあるようなので、そういう感じでの痛みかな、と思ってあんまり気にしないようにしています。

ワクチンを打つことについては、特に抵抗なく打つことを決めました。なんとかコロナが抑えられるように、という思いが強いです。

ワクチンの副作用について報道するメディアもあったりして、「不安に思う人には接種する事を強いる同調圧力をかけないように」という論調もありますが、うーん、そのような言説には正直賛成できないですね。公共の福祉というか、いろんな意見に平等な価値がある、という感じには、このケースは当てはめられないと思います。

なんとかコロナを抑え込むしかない、という点で、やるっきゃないという状況かなと思います。

祝!孤独のグルメSeason9放映決定!ということで、過去の孤独のグルメで個人的に好きな回

ここ数年は、コロナの影響もあったのか、定期的な回では放映はなかったですが、この度Season9放映決定となりました。いやこれは嬉しいニュース。

前回のSeason8は2019年ということで、2年ぶりですね。最近は、娘と過去の回を結構見ているので、今回リアルタイムというか、金曜の放送を土曜に見れるので、とても楽しみです。

現在は、Amazonプライムビデオで過去の放送が見れるので、しょっちゅう見ていますが、お気に入りの回がやっぱりありますね。それを紹介したいと思います。

Season1・第1話:江東区 門前仲町のやきとりと焼めし

https://www.tv-tokyo.co.jp/kodokunogurume1/story/chapter1.html

塩つくね➕ピーマンが秀逸

第一回だったんですね。結構その後に繋がる展開がなかったりするので、試行錯誤の後が見えます。
この回でいいのは、食事するときのつくね+ピーマンですね。これは吾郎さんじゃなくても美味そうだった。とてもそそられますね。ふらっとKUSUMIでも、久住さんが食べてましたが、つまみとしてとても美味そうでした。

Season3・第2話:神奈川県横浜市 日ノ出町チートのしょうが炒めとパタン

https://www.tv-tokyo.co.jp/kodokunogurume3/story/0717.html

パタンの破壊力たるや

途中で出てくるパタン。賄いメニューで、シンプルだけど美味い野毛のペペロンチーノという料理ですが、すごく美味そう、一度食べて見たいと思わせる料理ですね。

Season4・第9話:渋谷区 神宮前
毛沢東スペアリブと黒チャーハン →【 シャンウェイ 本店】

https://www.tv-tokyo.co.jp/kodokunogurume4/story/story09.html

他の人の食事を見ながら、バリエーションのある注文

この回も、非常に美味しそうな回でしたね。ただ、自分で選ぶんでなく、他の人の注文に乗っかっていいく感じが、それはまたいいなと思いました。
蒸し鶏→天使のエビ→毛沢東スペアリブ→黒チャーハン+麻辣湯、という流れが、美味しそうな料理が運ばれてるのを見て自分も食べたくなる感じが、絵的にそそられる感じがしました。
個人的には、辛いもの食べられないので、毛沢東スペアリブは無理ですけども。

Season6・第1話:大阪府美章園お好み焼き定食と平野串かつ

https://www.tv-tokyo.co.jp/kodokunogurume6/backnumber/backnumber01.html

串カツが楽しい!美味そう!

大阪出張の回ですね。昼ごはんにお好み焼き定食とか焼きそばとかばっちり食べたのに、商談終わってすぐ串揚げ食べちゃうってどんだけなんだいという感じがしますね。駅まで行って食べるんじゃないのかという感はありますが、まあ美味そうだから呼んだんでしょうね。

ここは屋台の串揚げ屋さん。仕込まれている具材を見ながら、それください、という感じでそれぞれ揚げていくという感じで進みます。その具材がそれぞれ美味しそう。ヒレ肉、ニラ巻き、紅生姜、うずら卵、ウィンナーなどなど。そして、串揚げの合間に、土手焼きや味噌付きのコンニャクなんかも食べたりしてとても美味しそうです。
ここは大阪ですが、こちらのお店の息子さんがやっている串揚げやさんが東京にあって、そこもすごく美味しかったですね。

たけちゃん(三田/串カツ) – Retty

 他にも好きな回はありますが、ベストを選ぶとなるとこれらですかね。新シーズンがとても楽しみです。

雑記その29:新聞代って、サブスクの費用として考えるとかなり高いと思った件

先日、このツィートを目にしました。

 朝日新聞が、新聞購読料を値上げしたというニュースですね。

新聞は、子供のころは家でとっていた新聞を読んでいて、その後一人暮らししても、変わらずに新聞を購読しつづけていましたが、今から10年くらい前に辞めました。理由は、ネットでニュース見れるし、月に1回ゴミ出しするのは面倒、というものです。

新聞読まなくなってから、そのほかいろいろな有料サービスに加入してますが、単純な費用の比較でいうと、新聞の月額4000円台、って、破格に高いですね。昔は、比較するものがなかったからだと思いますが、そのくらいかな、くらいに思ってましたが、今は競合するサービスもたくさんでているので、なおさら高く感じますね。
この4,000円以上払って、どういう価値があるか、という点を考えると、高い高い言ってるので、相対的にそこまでの価値はない、ということになりそうですね。

奥田民生さんによる「カンタンカンタビレ」の与える男・ギター録音の回が、なかなか素晴らしい

もはやYouTuberとも言える奥田民生さんですが、カンタンカンタビレと称して、自分の過去の曲をそれぞれの楽器ずつ、自分で演奏しながら多重録音して曲として完成させるものがあります。これがなかなか素晴らしいですね。

ギター、ボーカルは、ライブなどでも自身でやられていますが、ベースやドラムも自分で演り曲として完成させるスタイルは、アルバムでもやっているスタイルですね。いつのまにかマルチプレーヤーです。

カンタンカンタビレ(通常盤)

民生さんのドラムは、まあまあ前のドラムマガジンで、自身もメンバーのThe Verbsのドラマー、スティーブ・ジョーダンさんと対談して、ジョーダンさんの教則ビデオ見てるとか言ってた記憶があります。

そして、その動画です。各楽器で動画の回がありますが、よく見ている(正確に言うと聴いている)のはギターの回です。ギターは2CH それぞれ違うギターで取っていて、それぞれ音色もフレーズも違っていて良い感じです。

ギター1本目(エピフォン・コロネット)

まず1本目ということで、ギターでバッキングの1本目を撮ってます。使っているのは、エピフォン・コロネットの奥田民生モデル。本人語っているように、全然使っていないのでピカピカ、ということですが、ちょっと話題にはなりましたね。

Epiphone奥田民生最新シグネチャー「CORONET」300本限定生産! | イシバシ楽器

この回のの特徴としては、以下な感じかなと思います。

・ピックアップはP90 ということで、ツヤのあるシングルコイルサウンドで、そこまで強く歪んでない。
・弦全体を使うコードはまあまあ多めだけども、出力あんまり強くないサウンドなんでそんなに強いかんじはしない。

ギター2本目(ギブソン・レスポール)

このギターは、レスポールスタンダード。民生さんが持っている伝説の1959年製レスポールを、3Dスキャナーで採寸しリイシューしたモデルです。(民生さん曰く、全然別のギターだけど見た目はそのまま、ということ)この動画でのギターやフレーズはこんな感じですね

・王道のレスポール+マーシャル。ハムバッカーの太めのサウンドで歪みあり。
・コードのボイシングなどは、そこまでエピフォンのときとは大きく違わないような気もしますが、Aメロなどはやや低音弦を中心に弾いてる。

民生さん代名詞のレスポールということで、音色は多少違えども、よく聴いていたサウンドですね。
この回はまずバッキングのギターを撮りつつ、このあとに、ギターソロもこのギターで弾いてます。

個人的に、この「与える男」が好きなんですが、それをギターのところだけ中心に、ボーカル入ってないバージョンの動画と音で見て(聴いても)十分楽しむことができています。
それは、フレーズやコードをそれぞれ多少は使い分けたり、ギターの音色についても確認できるから、ということかなと思います。

こういうことは、「どうなってるんだ?」と思っても、昔は表にでることはなかったことだったわけで、Youtube素晴らしいなと思ったのでした。

初期の「美味しんぼ」がなかなか骨太で面白い

最近、「美味しんぼ」を読んでます。特に初期の1巻〜20巻くらいまでですね。

美味しんぼは、それこそ大昔の10代の頃に古本屋で出会い、リアルタイムで出てたものも読みつつ、という感じだったのですが、いつしかあんまり読まなくなりました。雄山と士郎の対立もやや棘抜かれた感じだし、政治色強くなってきてあんまり面白くないな、と思ったのもあります。

ただ、ここにきて、Kindleで初期のものを買ってみて読んでみましたが、これがなかなか面白い。絵もあんまり洗練されてないですが、逆に勢いがあるように感じました。勝手な感想ですが、思ったところは以下です。

雄山の悪役ぶりが徹底されてる

もう、暴君として描かれてますね。
のちに、巻が進んでいくと、栗田ゆう子さんとも仲良くなって、頑固だけど本質わかってる人みたいになってきますが、初期はそうじゃない。もう壮絶に人をディスって傍若無人に振る舞う、ということで、士郎もそりゃ寄り付かないよな、と思わせる展開です。親だけどヒール、というポジションはあんまりないですね。今だったら、○ハラとか言われますが、時代的にそんなこともなく、芸術家だからしょうがないっか、という形で描かれてます。

士郎の能ある鷹は爪を隠すっぶりもまたすごい

単にダメっぷりをばっちり描いている、というところですけども。
会社では仕事せず酒飲んでばかり、だけども、肝心なところで、食に対する基礎が凄まじい&超絶芸術家の雄山の一人息子っていうサラブレッドぶり、で、獅子奮迅の大活躍、っていう、なんというか戦隊モノの問題解決みたいな感じです。いや面白いですね。
仕事中に競馬やりに出て行く、みたいな設定も、昔だからできただろうな、という感じもします。あれ?でも、ジョブ型雇用だったら、個人でキャラ立ちしてできそうかな、とも思いましたが、あくまで士郎も会社勤め、という設定が前提でしょうね。

人情話のストーリーがなかなか秀逸

キャラ設定は、雄山・士郎以外にも濃い人いっぱいいて整理大変ですが、ストーリーも初期は人情取り混ぜて、そんなことないだろうと思わせないギリギリを攻めていっていい感じになっているものが多いと思います。原作の妙ですね。
個人的に面白いと思うのは、4巻第2話「うどんの腰」6巻第2話「卵とフライパン」9巻第4話の「黒い刺身」、第10巻「乾物の滋味」なんかですね。
いずれも、挫折したり試練にあった人が、食べ物や料理をきっかけに何か思い直したりして、好転するっていう話です。だんだんこういう話は、美味しんぼでもそればっかりじゃな区なってきた印象ありますが、こういうのは面白いですね。現実的には、ご飯食べただけで、なんか考えを劇的に思い直すなんてことはなさそうですけども、あくまで漫画ですからね。面白くていいと思います。

ということで、久々に「美味しんぼ」読み返して面白かったという話でした。今のところ、初期のものしか買ってないので、もう少し買ってしまいそうな気がします。