2013年12月〜2014年2月に読んだ本まとめ

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なんだか間が空きましたが、ちょっと買ってなかったこともありまとめてまとめます。

まずは紙の本。

【送料無料】平成経済事件の怪物たち [ 森功 ]

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価格:872円(税5%込、送料込)

章ごとに経済事件の黒幕である人物にフォーカスして掘り下げた本。知らなかった事件もありましたが、リクルート事件の江副浩正さんの項目はなかなか面白かった。事件起こした悪い人みたいな印象を持っていましたが、いろいろな側面があるもんです。

【送料無料】知の武装 [ 手嶋龍一 ]

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価格:798円(税5%込、送料込)

これは佐藤優さんの著作ということで買いました。ロシア関連の考察についてはなかなか興味深いです。

【送料無料】エネルギー論争の盲点 [ 石井彰 ]

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価格:777円(税5%込、送料込)

原発の論争に対して、天然ガスを中心とした政策にシフトしていくべきとした新書。たしかちきりんさんのブログで紹介されていて買いました。原発の是非についてはいろいろですが、エネルギー政策全体として考えるべきというのが本書の主張ですが考えさせられます。

これはサッカー本。モウリーニョ氏がレアル・マドリー監督時代にどのようにクラブをコントロールしていたかを取材したノンフィクションです。結果を出しつつも選手と軋轢があったのは報道されていましたが、この本はなんだか人間の悪い部分を見せられているような感じです。あくまで、被害者としての選手側からみた視点ということですが、これも事実の一面なんでしょうか。

続いて電子書籍。

「婚活」症候群 (ディスカヴァー携書)
「婚活」症候群 (ディスカヴァー携書)

以前「婚活」という言葉を生み出した両氏による著作。婚活という言葉が誤認されている、という状況を踏まえての後日談という感じですが、あまりカジュアルに書かかれたというよりは、検証本という感じでした。

文藝春秋 2014年 3月号 [雑誌]
文藝春秋 2014年 3月号 [雑誌]

文芸春秋のKindle版を買いました。目的は村上春樹さんの新作の短編小説が掲載されてたからんなんですが、どうせなんでいろいろ見てみました。元々あんまり買ったことはなかった雑誌ですが、様々なテーマが雑多にたくさんならんでいる雑誌で、読んでみるとそれぞれで読めるから電子書籍向きなのかなとも思いました。

ウェアラブルは何を変えるのか?
ウェアラブルは何を変えるのか?

佐々木俊尚さんの書き下ろし。ウオッチデバイスを中心としたウェラブルデバイスの使い方などについて考察した本です。佐々木さんの著作はいろいろ読みましたが、旬のトピックの本質を噛み砕いて言語化するという表現が非常にうまいと思います。アマゾンのレビューなどでは回りくどいとか長いという感想も目にしますが、本質を説明するための具体例を重視している印象があります。

ウェブ時代をゆく ――いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)
ウェブ時代をゆく ――いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)

この本は刊行時に紙の本で読んでましたが、Kindleでていたので買ってみました。紙の本で読んでいた時は、まだWeb業界では働いておらずWebのことも全然知りませんでしたが、新しい世界があるということをこの本で知って、飛び込んでみたいなと思っていたころでした。8年くらい前でしたが、そのころとは世界も自分の状況も違うものの、この本にはだいぶ影響を受けたということを思い出しました。

ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく
ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく

堀江貴文さんの自伝的なエッセイ。正直あんまり堀江さんのことは知りませんでしたが、大分誤解していたところがあったように思いました。やっぱりその人の言葉で語られなければわからないことは多いですね。

ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた そしたら意外に役立った (角川書店単行本)
ネットがつながらなかったので仕方なく本を1000冊読んで考えた そしたら意外に役立った (角川書店単行本)

これも堀江さんの書作。拘置所にいた時間で読んでいた本を紹介したブックガイドですが、本のチョイスも考察も堀江さんらしさが大分出ているように思います。

決断力 (角川oneテーマ21)
決断力 (角川oneテーマ21)

将棋の羽生さんの著作。思考法が書かれていますが大分面白い。棋士の人の文章は熟考された上でどういうふうにしたかという点が興味深い点が多いきがしますね。

歴史認識を問い直す 靖国、慰安婦、領土問題 (角川oneテーマ21)
歴史認識を問い直す 靖国、慰安婦、領土問題 (角川oneテーマ21)

元外交官の方の著作。これはよく読んでいる佐藤優さんの著作などでよく出てくるかただったので買ってみました。考察はさすがに素晴らしいですが、文章にはやや癖がある印象。逆に自分の言葉で書いているからかもしれないですけども。

プロ野球重大事件 誰も知らない”あの真相” (角川oneテーマ21)
プロ野球重大事件 誰も知らない”あの真相” (角川oneテーマ21)

野村克也さんの著作。面白かと思って買いましたが、正直そうではなかった。ただイチローに否定的な感じで書いていたのは興味深かった。落合博満さんほどラディカルではなかったという印象ですね。まあほとんどの人はそうなんでしょうが。

美女のトーキョー偏差値 (角川文庫)
美女のトーキョー偏差値 (角川文庫)

林真理子さんのエッセイ。紙の本で買うことはまずないですが、安かったので買いました。内容はまあいつもどおりですが、ボリュームは大分多いですね。よくあんなに書けるものだ。

「反原発」の不都合な真実(新潮新書)
「反原発」の不都合な真実(新潮新書)

藤沢数希さんの著作。お名前は前から知っていてブログなども読んでました。内容は大分刺激的ですが、元になるデータなどをちゃんと参照しロジックを組み立てていく、という書き方には大分共感できるところがありました。世の中のいろんなことは、印象で語らるのではなく、事実をつきつめて考えていくのが必要だと本当に思います。

電子書籍のセールがあったりしたので、分量は大分多かった。でもいろいろ読めると楽しいですね。

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