雑記その54:クィーン詩集を買った

クィーン詩集を買いました

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

クイーン詩集 完全版 [ 山本安見 ]
価格:3,300円(税込、送料無料) (2024/11/10時点)


確か、めいろまさんのX(その時はTwitterだったか)のポストで知った気がします。

(x(https://twitter.com/May_Roma/status/1760642123076891131x)より引用)

この説明にある通り、英語の勉強のために買った感じです。

買う前に地元の図書館で見つけて借りて、中を見て良いなと思って自分で購入しました。Amazonで注文して、3,300円。本としてはやや高い買い物でしたね。

日英が併記されていて分かりやすい

Queenがリリースしたすべての作品の詩が掲載されていますが、左ページに元の英語の詩、右ページに日本語訳が表示されていて、とても分かりやすいです。頑張って英語詩を読むようにしていますが、日本語詩あるとやはり分かりやすさが違いますね

文学的な表現が良い

Queenは4人それぞれが作詞・作曲しますが、それぞれの個性が出ていて面白いですね。
特に注目しているのは、フレディ・マーキュリーとブライアン・メイの詩。フレディは独特な節回しと言い方、ブライアンは引用からの表現、など、違いがあって面白いです。

欄外のミニ情報も重要

日本語、英語の詩以外に、欄外にその曲に関するちょっとした情報が載っているんですが、それもまた良しですね。

ということで、さっと手に取って、動画や音楽でQueenを流しながらパラパラと見てます。多少英語の勉強にもなるかな?気楽に見たいと思います。

矢野顕子&奥田民生「ラーメン・ライダー」を観に行った

先日こちらのライブに行きました。

人見記念講堂で行われた矢野顕子さんと奥田民生さんのジョイントライブ。
確か民生さん公式のXの投稿で知りました。民生さんのファンクラブ限定の申込があったので、これを機にファンクラブに登録してチケット抽選に申し込み、その後抽選結果が発表されて無事に当選したことを知りました。近年、人気があるライブの抽選に申し込んでもほぼ落選していたので、とても嬉しかったですね。

元々民生さんのファンで、それこそ1990年代後半〜2000年代後半くらいは、民生さんのライブに何度も足を運んでました。ただ、そこから自分の事情もあり、ライブを観に行くこともほぼなくなってしまって、その後コロナもあり大分久々のライブ参戦となりました。
矢野顕子さんのライブを観るのは初めてでしたが、それこそ民生さんとは「Beautful Songs」などで競演されてたのを知ってました。

当日の会場近くの三茶の様子。土曜の夕方ということもあって賑わってました。会場までも、それなりに皆列を作って歩くというような感じも。

会場前の看板。この先に会場の人見記念講堂がありました。

会場前のステージの様子。ちょっと小さいですが、上手に矢野さんのピアノ、下手に民生さんのアコギのセットですね。民生さんはいつも一人股旅などでも使用しているアナログのリズムボックスも操作されていました。

演奏は圧巻の一言

流れで詳細を述べることはやめますが、素晴らしい演奏でした。
矢野さんの曲・民生さんの曲をそれぞれがメインボーカルとりながら演奏する、というスタイルがメインですが、歌も素晴らしい、楽器演奏も素晴らしい、曲も素晴らしい、ということで、一流ミュージシャンの競演でした。

スタイルは、お二人のピアノとギターのデュオのほか、矢野さんのピアノ弾き語り、民生さんのギター弾き語り、民生さんのギター+矢野さんのボーカル、ほか、曲に合わせていろいろでした。

沸いていた曲いろいろ


Xなどでもレビューは色々出ているかと思いますが、一番沸いていたのは「ひとつだけ」をやったときでした。
正直この曲をよく聴いていたわけではなかったですが、聴いてこれは忌野清志郎さんと矢野さんのデュエット曲として有名だったことを思い出しました。

前述の通り、いろいろなスタイルでの演奏スタイルでしたが、この曲は矢野さんのピアノ+ボーカル、民生さんのボーカル、そしてハープ、でした。
これは清志郎さんのスタイルと一緒でしたね。2番からはちょっと清志郎さんの声色に似せた感じで民生さんが歌って会場が沸いてました。後ほどのMCでは、真似じゃなくてああいうふうにしないと歌えないんだ、とおっしゃっていましたが、民生さんの歌は、きっちりハイトーンまで太い声で出しつつ、上手さも見せる素晴らしい歌でした。

YouTubeのこの映像でのスタイルでしたね。民生さんのハープも初めて聴いたり見たりしたかな。

( リンク https://www.youtube.com/watch?v=qS9tn8QeMw0 から引用)

個人的には、民生さん+矢野さんの「白と黒」民生さんの曲ですが、白ヤギさん黒ヤギさんをモチーフにした曲が、矢野さんの雰囲気にもあってたなと思います。アドリブ?かと思いますが、最後のボーカルの掛け合いもあってよかったです。
それと、やっぱり定番ですが、矢野さん弾き語りの「すばらしい日々」、民生さん弾き語りの「イージュー・ライダー」お二人での「大迷惑」という民生さん的ヒットソングの数々。泣いちゃいますね

そしてやはりラーメン

ラーメン・ライダーとありましたが、最後の曲は矢野さんの「ラーメン食べたい」でした。やっぱこれですよね。
曲の前のMCで、「これを聴いたらみなさん、ラーメン食べて帰ってくださいね!」との民生さんのMCがあり、それを聞く前からも終わったらラーメン食べようと思いました。
それはともかく、歌詞がいいな、とやっぱり思います。

 男もつらいけど 女もつらいのよ
 友達になれたらいいのに
 くたびれる毎日 話がしたいのよ 
 思いきり大きな字の手紙 読んでね

ラーメン食べたい|矢野顕子

これを聴いて、勇気づけられて、ラーメン食べた人もたくさんいたろうなと思います。

(Xの投稿 https://twitter.com/ty01tokyo/status/1837494899429855384 から引用)

私も食べました。美味しかったな

また、素晴らしい演奏を楽しむ機会を作れたらと思います

レコードプレーヤーを買い替えた(SONY PS-LX310BT)

レコードプレーヤーを買い替えました。
新たに買ったのはこちら。


SONYのレコードプレーヤーPS-LX310BT。というモデル。ヨドバシカメラのオンラインで購入しまして、30,000円超でした。前のaudio-techinicaのモデルは8,000円くらいだったかな。まあまあいいやつにしました。

前のモデルは買ってからそれこそ25年以上は経っていた年代ものでしたが、やはり色々とプレイにちょっと難が出てきた気がして、機能面でもいいものが出てきているように思ったので、このタイミングで買い替えました。
ポイントは以下ですね。

やや高級感ある見た目のものにしたかった

前述の通り、以前のものは10,000円以下とかなり安いものでした。再生するには別に問題はなかったものの、再生のボタンとか細かいところがやっぱりチープな感じもして、気分的にちょっとデザインとか素材もいいプレーヤーが欲しいなと思っていました。
今回30,000円とだいぶ価格帯を上げたので、大分希望に沿ったものを買えたと思っています。

こちら再生やストップなどのボタン。飛び出しておらずフラットなデザインですね。

トーンアームも割とストレート目でちょっと重厚感ある感じのもの

以前のターンテーブルは、ちょっと軽くて回っている時に上下動してて、ちょっとサウンドにも影響していた気がしましたが、このモデルはどっしりとしたターンテーブルで、そういうブレはなく安定している感じがします。

オーディオファイルとして取り込めるものにしたかった

最近は、旧作はもちろんお気に入りのアーティストの新作をアナログレコードで買うことも増えてきました。聞き方は、主に通勤中などにスマフォでサブスク(YouTube Music)で聴くか、家でアナログレコードで聴くか、の主に二択になってます。サブスクで聴けるので日常で不便はそんなないのですが、旅行中に車でCDをかけることがあり、そのためにアナログレコードをファイルに取り込みCDに焼く必要があったので、それができるプレーヤーを探していました。
このSONYのモデルは、PCに取り込める機能がついていたので選びました。先日長野に旅行に行きましたが、その際アナログレコードから取り込んでCDに焼いたのをかけたので、早速活躍しました。

オートマティック再生できるものにしたかった

これは前のものからですが、オートマチック再生できるものの良かったですね。DJ用のたとえばSL-1200などももちろんかっこいいですが別にDJするわけではないので、実用性を考えたら、オートマティック再生機能がついているものがいいかなと思いました。

ということで、買ってから色々とかけています。

これからもしっかりと使っていきたいですね。

レコードプレーヤー「SONY ステレオレコードプレーヤーPS-LX310BT」を買った

先日、レコードプレーヤーを買い替えました。

以前のものはこちら。

audio-technica AT-PL30というモデルで、買ったのはもう25年程度前。値段もさほど高くなく、8,000円くらいで買った記憶があります。
当時は、今のようにアナログレコードがブームになっているわけでもなく、世間はCDが売れまくっていて、逆にアナログレコードが投げ売りされているような状況でした。
当時住んでいたところの近くに、安くアナログレコードが買えるお店があり、当時は学生でお金をあんまり持っておらず何とか音楽を聴こう!という気持ちで、当時としてはやや時代遅れだったこのプレーヤーを買いました。

そこから25年程度たち、最近はアナログレコード復権の流れもあって、結構よく使っていたのですが、さすがに経年劣化もあってちょっと調子悪いかな?と思う時もあり、頃合いかなと思い買い替えることにしました。

買ったのはこちら

まずは古いものからの買い替えを考えた

先に書きましたが、調子悪い時もありました。
具体的には、ぐるぐると回転している時に、波打って回る時があり、針は落とせているものの安定して音が出てないと思える時もあって、それは困ったなと思っていました。
そのため、なんというかちゃんと抑えて回るようなモデルを選びたいなと思っていました。

MP3取り込みをしたかった

今の音楽の聴き方は、出先などでスマホでYouTubeMusicでのサブスク+家のスピーカーでアナログレコード、というのが基本でした。
それだけでも日常では特に事足りるのですが、年に数回車で遠出する際に車で流す用のCDを作る際、そのためにitunes musicなどで曲を単体で購入して焼いていましたが、せっかくアナログレコードをお金出して買っているので、それをデジタル化してCDに焼きたい、と思ったのが理由です。
車でもYouTubeMusicをBluetooth経由で流せるんですが、電波が入りにくいところに行くと音楽が流せないので、ローカルなファイルをCDに焼いて流す必要がある、ということですね。

ちょっと高級なもので、音楽鑑賞の気分をあげたかった

今まで使っていたaudio-technicaは、長い間使っていて使用感は問題ないものの、まあまあ低価格モデルなので、ボタンの形状とかアームとか、ややチープに感じる箇所がありました。
元々お金ない時に買って、安くレコード買って聴くのを目的としていたため、別に問題はなかったのですが、最近は腰据えて音楽鑑賞を楽しみたいと思って、アナログレコードも色々買い揃えたりしていたので、プレーヤーもちょっといいものを買いたいなと思っていました。
そこでこのモデルは最適ですね。アームも高級感あり、アームがゆっくり下がるのもいい感じがします。ボタンも筐体に埋め込まれている感じで、見た目もいいなと思いました。ちょっと気分を上げるのには良いかなと思いました。

買ってすぐ聴いたのは、ほぼ同時に買った再発のTHE YELLOW MONKEYでした。門出にふさわしかったと思います。

聴いていきましょう!

NHKスペシャル 「Last Days 坂本龍一 最期の日々」を見た

本日放送されたこちらの番組を見ました。NHKプラスでスマフォで見ました。

NHKスペシャル Last Days 坂本龍一 最期の日々

坂本龍一さんの闘病の記録。一般的な撮影だけでなく、家族がとったと思われる映像も含まれていて、どのような様子かよく分かりました。

日記のようなメモに残された心持ち

病気になってから、おそらくiphoneのメモかと思いますが、日付と簡単な心持ちを日記として書いていたようです。それが公開されました。もちろんプライベートのものかと思いますが、それを公開されていました。

ガンが再発した時に、現実感がないという気持ちや自分の人生はもう終わりだ、などと、ご自身の心持ちをそのまま書かれています。今となっては、ありありとその時に坂本さんが思っていたことが改めてわかり、なんとも言えない気持ちになります。

高橋幸宏さんが亡くなった時の様子

YMOのメンバーだった高橋幸宏さんも、坂本さんが亡くなる約2ヶ月に亡くなられました。
闘病されていたのは報道などで知っていましたが、お互い闘病する身でお互い励まされていたようです。
2022年に幸宏さんが住われていた軽井沢に坂本さんが行かれた様子が映されていました。そのすぐ前に幸宏さんは入院されて、対面は叶わなかったようでしたが、幸宏さんの自宅にいかれて愛犬と戯れ、幸宏さんへのメッセージを送ったようです。

YMOファンとしては、同じ年に幸宏さん・坂本さんが逝かれてとても喪失感を覚えましたが、お二人がともに交流しながら闘われていた、ということが分かり、勝手ですが少し救われました。

完成しなかった未発表曲があった

映像の中で、オーケストラの曲の作曲に取り組んでいるという話がありました。
亡くなった後のスタジオにて、シーケンサーに制作完成間近だった曲を再生するシーンがありました。前々作の「async」が好きで結構聴いてましたが、それに近い感じの曲調だったような印象です。ともかく聴けて良かったです。

New Yorkの自宅にも戻っていた

坂本さんといえば、New Yorkに自宅があり、そこにスタジオを構えていました。
サウンド&レコーディングマガジンなどのメディアで、スタジオ紹介などの特集でよく見ていました。
手術をされて療養された後、体調がよくなった時にそのNew Yorkの自宅に戻られていた様子も映っていました。本を整理する様子などが映っていて、完全に戻る感じでなかったものの、ご自身が制作の拠点とされていた場所に戻ることはできたのは良かったのはと思います。

色々と食べたいものが出てくる

映像の中に、「みかんが食べたい」であるとか、良くなったら鰻を食べにいきたい、などと日記に書かれていたのを見ました。
食べるのも生きることかと思いますが、自分の体調も計りつつ、生きるための活力を焚き付けているようにも見えました。

読書をたくさんされていた

日記の中に、いろんな本を読んだ記録もあります。
「純粋性理性批判」などの、古典の本ほか色々読まれていたようです。ともに活動されていた浅田彰さんがインタビューに答えていて、やることがないから読書の相手もしていた、というようなことを言っていました。どこまでもインプットを止めることはなかったのだなと思いました。

東北ユースオーケストラの定演を見ていた様子

311の震災にあわれた若い人を中心に、東北でのオーケストラを音楽監督として指導されていました。定期演奏会にでも指揮されていたようです。

ニュースなどの報道で、無くなる数日前に行われた定期演奏会に、視聴した上で素晴らしかった、というコメントをされていたのを目にしました。さっと見たのかと思っていましたが、実際は病床でスマフォで視聴され、音楽に合わせて指揮し、朗読のコメントに感極まっていた様子が映っていました。一緒に演奏されていたのだと思います。
確か亡くなる数日前のことかと思いましたが、坂本さんの中には、最後まで音楽があったのだと思います。

とても心にくるドキュメンタリーでした。

雑記その51:YouTube「Tiny Desk Consert」が面白い

最近よくみているYouTubeの話です。

NPR Musicというチャンネルの「Tiny Desk Consert」という動画がお気に入りでよく見ています。
Tiny Deskという通り、小さい机のスペースでいろんなミュージシャンが演奏するというものですが、15分程度で数曲やる感じが、ミニライブという感じでいいですね。
ライブハウスとも違う環境なので、ミニマムな楽器編成でやるのもあって、違う編成での曲も聴けるのもいいです。いろんなアーティストのライブをサクッと聞けるので、色々なアーティストの曲も知るのにも役立ってます。

一番最初に見ていたのはこちらの動画。スティングとレゲエミュージシャンのShaggyのコラボのライブです。「Englishman In NewYork」などをやっているので、それで検索したのかな。レゲエテイストが入ってお気に入りです。

ヒップホップミュージシャンのScarfaceの動画。この方知らなかったですが、サウンドが好きで気に入りました。
コーラスも入ったフルバンド編成で、キーボードが3人も入ってます。Moogを弾いている方がいますが、シンセでのフレーズが効果的に入ってとてもいいなと思ってます。

これはアリシア・キーズの動画。名前は知ってましたがあんまり聴いたことはなかった。ただ、この演奏を聴いて、ピアノの弾き語りもバンドを従えて歌うのも、どちらもいいなと思いました。

テイラー・スイフトの動画。この方もあんまりちゃんと聴いたことなかったですが、ギター・ピアノを替えながら弾き語る感じがいいですね。

そして日本人ジャズミュージシャンの上原ひろみさん。弾き語りするポップスだけでなく、いろんなジャンルのミュージシャンが出演してますね。
上原さんはアコースティックピアノだけでなく、シンセやエレピなども弾いてます。

ということで、ここを見ていれば、世界のトレンドを少しは感じることができるかな?と思ってます。

アナログで聴くYMO

今年に入り、高橋幸宏さん、坂本龍一さんが相次いで亡くなられて、YMOファンの自分としては、何か特別な1年になりそうな気がしています。仕方ないけれども、寂しいなあと思わずにはいられませんね。

YMOは、かなり昔、それこそ1回目の再結成の時の1990年代から聴いていますが、その当時からアナログレコードで聴くこともありました。理由としては、どこかでも書いていますが、当時はここからCDになる時代で、逆にアナログレコードの方が投げ売りされてて安かったからですね。学生でお金もなかったし。
ここでは、そのYMOのアナログレコードのコレクションを見せたいと思います。

Yellow Magic Orchestra

1stアルバムですね。「東風」「中国女」の流れが雰囲気出してます。コンピューターゲームのサウンドが中々色々と合ってる感じです。

Solid State Survivor

2ndアルバムですね。ジャケットのインパクトも相まって、YMOを代表する一枚と言えると思います。
曲は「Techopolis」「Rydeen」ほか、捨て曲なしな名盤ラインナップですが、個人的には「Behind The Musk」ですかね。イントロでフレーズが徐々に重なっていくところが超かっこいいと思います。

Puburic Pressure

これは初期のワールドツアーでのライブをまとめたものですね。「Radio Junk 」などを聴いていると、元々超一流ミュージシャンだということがよく分かる演奏力です。どこかのライナーノーツで、坂本さんはライブだけ聴くとロックバンドみたい、と書いていましたが、そんな感じもします。昔は大きめに聴こえるシンセが格好いいなと思っていましたが、それは後からオーバーダビングしたもの、と知って色々と驚きました。

Technodelic

これは、割と最近、数年前に買ったものです。元々CDでも持っているんですが、フラッと寄ったタワーレコードで物色している時に買ったものです。
初期の作品と比べると、ビッグヒットな曲は多くなくやや地味な印象もありますが、最近は一番聴いているかもしれない。「Jam」「Taiso」などは有名ですが、最近は「Light In Darkness」が良いですね。ボーカルもない曲ですが、サンプリングが散りばめられたループするバックトラックに、細野さんのぶりぶりな指弾きのベースがたまりません。

浮気なぼくら

歌ものですね。昔会社の飲み会で、ウケ狙いで「君に胸キュン」を歌ったな・・。みなさん歌謡曲の作曲もされるので、歌ものだろうと曲は良いですが、「以心電信」が好きかな。

Technodon

再生した時のアルバム。その時は散開する前のYMOを聴きまくっていた時に再生することを知り、狂喜乱舞した覚えがあります。ただ、当時はこのアルバムの良さはあまり分からず、テクノに詳しい友達に「このYMOの音楽は最近のテクノってこと?」とか聞いていました。
今聴くとその良さは少しは分かるかなと思います。「Be A Superman」は今聴くと素晴らしい曲だなと思います。

ノイエ・タンツ

これは企画もののアナログですね。YMO作品以外に、御三方のソロ作品も収録されています。YMOではありませんが、坂本龍一さんのソロ作品「Riot In Lagos」が入っていて好きです。昔「B-2 UNIT」のアナログ版を買おうと思って思いとどまったことがありましたが、まあこの盤で「Riot In Lagos」聴けるから良いかなと思いました。

これ以外にも、あと数枚はYMOのアナログを持っています。もう新作が出ることもなく、御三方で活動されることももうないわけですが、手元の作品をもっと聴いていきたいですね。

坂本龍一さん逝去。思い出にひたる

昨日、坂本龍一さんが逝去されたという報道がありました。以前から闘病されていたのは報道で知っていましたが、病気されていながらも音楽活動されていたので、まだしばらくは作品に触れることができるかなと思っていただけに、とても残念です。

(坂本龍一さんの公式インスタグラム(https://www.instagram.com/p/CqiLVIbBI7P/)より引用)

以前から坂本さんの音楽のファンで、動向をいつも追いかけていました。普通にYMOだったり、ソロの作品を聴いたりしていました。

過去、坂本さん関連のエントリも書いたりしましたが、とても影響を与えてくれるアーティストだっただけにとても残念ですね

「サウンドレコーディングマガジン」で、YMO関連のものを買ってみた

サウンドレコーディングマガジン(以下サンレコ)は、以前から愛読している雑誌ですが、最近いくつか電子書籍、また紙の雑誌を買ってみました。

なぜ買おうと思ったのか?

実はAmazonのサブスク「Amazon kindle unlimited」で、サンレコは読めたので、新作出たらさっと目を通して、という感じで読んではいたのですが、このサブスクでサンレコの扱いが終わったらそういうことができなくなるよな?と思ったのがまず一つです。現にそういう雑誌もいくつもありますしね。
電子書籍で買ったのは、単純にスペースの問題からです。紙の雑誌で買ったのは、パッと手に取りたかったものですね

買ったもの

坂本龍一さんが巻頭の号。ニューヨークのスタジオの紹介とともに、当時の新作「async」について語ったものですね。
以前見た映画の「coda」でも、このニューヨークのスタジオが映っていて、見た時のことを思い出しながら興味深く読めました。

これは細野晴臣さんの巻頭号。その時発売された「HOCHONO HOUSE」に合わせた特集でした。
細野さんのスタジオ紹介もあり、ご本人はいろいろよく分からない、とおっしゃっていましたが、ラックのArp Odysseyを使っているのはさすがだなと思いました。

これは、サブスクの電子書籍で読みつつ、紙の本でも買いました。

坂本龍一さんの新作レビュー&スタジオ紹介、そして、高橋幸宏さんの追悼特集な号でした。YMOのお二人が掲載されているということで、思わず買ってしまいました。

こちらは、山下達郎さんの巻頭号。電子書籍で買いました。
もちろん、YMOのメンバーではありませんが、メンバーの方と交流も深かったということで、ご自身がやられているラジオで、先日高橋幸宏さんの追悼特集もやられていました。
スタジオミュージシャン時代に、YMO +山下達郎さんでバックバンドをやった矢野顕子さんの曲があり、それを何回かラジオで流していました。たまに聴いていますが秀逸ですね。

最近買ったサンレコについてのエントリでした。
また、いい特集の時は、電子書籍であれ、紙の雑誌であれ、手元に残しておきたいですね

ジェフ・ベックとエリック・クラプトンが共演しているDVD「ジェフ・ベック〜ライヴ・アット・ロニー・スコッツ・クラブ」を買った

先日亡くなったギタリストのジェフ・ベックさん。超好きというほどではないですが、3大ギタリストで名前が挙がるくらいの偉人で、何枚かCDやレコードも買ったことがあります。

そのジェフ・ベックさんとエリック・クラプトンさんが共演している映像が収められているDVD「ジェフ・ベック〜ライヴ・アット・ロニー・スコッツ・クラブ」を最近購入しました。

なんで買ったのか、というのは、先日このエントリを書いた通りですね。

こちらの映像は、YouTubeにもいくつかあがっていて、それを見ることも多いのですが、元はこのDVDと思うのでいつまで見られるかは分からない。そこで、元の映像を手元に置いておきたい、と思ったのが購入した理由です。

買って何度か見ましたが、素晴らしい演奏です。いくつか気になったところを書きたいと思います。

ライブハウスの雰囲気がいい

この会場となっているロニー・スコッツ・クラブというのは、イギリス・ロンドンのジャズクラブ、ということですね。

ロニー・スコッツ・ジャズ・クラブ – Wikipedia

ロンドンに有名なジャズクラブがあったんだ、とも思いましたが、ジミ・ヘンドリックスが亡くなる間に最後にライブしたのがここ、という記述もあり、幅広いジャンルのミュージシャンが出ていのかなと思いつつ・・・wikiによるとここでライウアルバムを録音したミュージシャンを見ると、ウェス・モンゴメリー、ビル・エヴァンズ、スタン・ゲッツ、エラ・フィッツジェラルド、ほか、錚々たるジャズミュージシャンたちの名前があり、立派なジャズクラブだったようですね。

映像から雰囲気を見ると、クラブということで、ステージと客席の距離が近く、なんか普通はホールクラスで演奏している大御所ミュージシャンのジェフさん、エリックさんたちが、なんか狭いライブハウスに出ている?という感じでしたが、見ていると逆に親密な雰囲気が出ていて、逆にいいなと思いました。

お二人のプレイスタイルの違いを感じられる

よく言われることではありますが、同じエレキギター、しかもフェンダーのストラトキャスターを使っている両氏ですが、全然出てくる音が違いますね。

ジェフさんは、白いストラトで、ピックではなく指引き、ピックアップはリアにして弾いていましたが、どの人とも違うトーンでした。
エリックさんは、グレーのストラト、指弾きで主にピックアップはフロントにして弾いていました。これを見ると割とスタンダードなセッティングなように見えますが、エリックさんのトーンというのがあり、それもまた見ものですね。
曲の中でソロがあり、ジェフさん→エリックさんの順でソロを回すところがありますが、その違いが感じられると思います。結論から言うと、どちらも違うもののどちらも良いですね。

曲はトラディショナルでシンプルな曲だけど、編曲が絶妙

このDVDは、ゲストが入れ替わり立ち替わりきて、それぞれ曲をやる、その合間に、ジェフさんのトリオが自分の曲を演る感じですが、このジェフ・ベック、エリック・クラプトン共演の場面は、昔のブルースを演ってました。特に奇を衒うことなくスタンダードど真ん中、と言うところがよかったかなと思います。
前述の通り、プレイスタイルでご自身の色が出せるので、曲はよく知られたものでも、プレイスタイル自体に色があるので、全然違った曲になりますね。この辺りは、プレイヤーとしての実力かと思います。

ちなみに、DVDの二枚目はロカビリーバンドと共演していました。音楽性の幅が広いというか、ジェフさんはなんでもできる、と言う感じがしますね。

と言うことで、買ってみて大満足でした。もっと聴き込んでいきたいと思います。