ルールトップコンサートを完全収録した映画「ザ・ビートルズ:Get Back」が気になる。

タイトルの通りですが、ビートルズの映画が公開になったようです。

ザ・ビートルズ:Get Back|映画|ディズニープラス公式

映画といっても、映画館での公開ではなく、ディズニーチャンネルでの放映ということです。
こちらは有料のサブスクチャンネルですが、会員にならないと見れないということですね。うーん、さすがにこの番組のためだけに入会するってんでもないかなあ・・・と思っていますが、非常に興味はありますね。

以前、ルーフトップコンサートについては、かなり昔ですが、下記のようなエントリを書いていました。

今回は、お蔵入りになっていた映像を新たに編集しなおした、ということで、いろんなところに出回っているものよりはかなり綺麗な映像になっている点、また、当然ですが、今までは表に出ていなかったお宝映像なんかもふんだんにあるそうですね。
下記は予告編ですが、なかなかいい感じの映像です。

予告編見ると、セッションやりながらギスギスしている様子などあって、非常に興味深いですね。

願わくば、Amazonプライムビデオなどで(有料でもいいので)放映してくれないかなあ・・・と思っています。見れるチャンスを探したいですね。

「ウィズ・ザ・ビートルズ」について

村上春樹さんの新作の短編集「一人称単数」のなかに「ウィズ・ザ・ビートルズ With the Beatles」という短編があります。

Amazon.co.jp: 一人称単数 (文春e-book) eBook: 村上 春樹: 本

高校時代にウィズ・ザ・ビートルズを持った女の子を見かけてよく覚えていて、そのときのガールフレンドの思い出、のちに会ったガールフレンドの兄との会話、などが書かれています。村上さんの短編は好きなものいくつもありますが、これはその1つに入るかなと思います。

その中で、この物語とは別に、アルバムとしての「ウィズ・ザ・ビートルズ」について語っているところに、ちょっと興味深いものがありました。

三十代も半ばになり、もう少年とも青年とも言えなくなった僕が、そのLPを初めて耳にしてまず思ったのは、そこにあるのは決して息を呑むような素晴らしい音楽ではないということだった。
アルバムに収録された十四のトラックのうち、六曲は他のミュージシャンの持ち歌のカヴァーだし、ビートルズの八つの自作オリジナル曲も、ポールの作った「オール・マイ・ラヴィング」を別にすれば、とくに出色の出来とは言い難い

ウィズ・ザ・ビートルズ With the Beatles

思い出はあるものの、音楽的に超気にいってたアルバムではない、というところがなんかポイントですかね。

別の話ですが、私は先日、この「ウィズ・ザ・ビートルズ」をLPで買いました。ビートルズの作品はCDではいくつか持っていて、今はサブスクのYoutube Musicなんかでもよく聴いてますが、アナログの音でじっくり聴きたいというときにビートルズも欲しいなと思い、そんなに何枚も買うわけには行かないからどれにしようかと迷って決めたのがこのアルバムでした。

インスタのコメントに書いているとおり、「オール・マイ・ラヴィング」が入っているから買った感じですね。ビートルズの曲で1番好きな曲です。正直に他の曲が目当てでなく買った、という意味では、村上さんと意見は共通しているかもしれません。
このLP買ったのは4月ころ。「三人称単数」が発売されたのが7月だったので、ちょっとおおっと思いました。偶然というかなんというか被っているなと。

確かに、アルバムとして見ると、もっと素晴らしいアルバムは他にもあると思います。(個人的には「レット・イット・ビー」とか「ホワイトアルバム」であるとか。)
ただ、「オール・マイ・ラヴィング」は3曲めですが、アルバム全体としては、似たような雰囲気、仰々しくないアレンジで自作曲もカヴァーも演っていて、かつ「オール・マイ・ラヴィング」のような珠玉の曲も含まれている感じは、なかなか悪くない感じがしてます。食事を作りながらかけていると、非常にいい気分になれますね。

ジャケットも雰囲気あるし(ハーフシャドウという半分影になっている方法なんですな)LPでこれを選んだのはなかなか正解だったかなと思ってます。ビートルズはもう完全な定番なので、まだまだ聴き続けたいと思います。そして、「オール・マイ・ラヴィング」では、しっかり歌いたいと思います。

▼参考URL

ウィズ・ザ・ビートルズ – Wikipedia

「デザインTシャツストア グラニフ(graniph)」で、ビートルズTシャツを買う

私は、ビートルズの音楽が好きですが、それにかこつけてTシャツも買っています。

Tシャツの専門店「グラニフ(graniph)」のコラボレーションとして、数年前からビートルズのTシャツが発売されています。時期によってデザインは入れ替わっていますが、気になって何着か買いました。

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これは3年前頃に買ったもの。所属レコード会社のアップル社のマークが大きく出てますね。

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背面には「Beatles」のロゴがあります。

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次も、同じく数年前に買ったもの。これは、アメリカツアーのポスターを模したものです。

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日程と会場などが書いてあります。

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そして、これは今年買ったもの。シンプルにロゴだけです。どことなく、アルバムの「Past Masters Vol.1」のジャケットを彷彿とさせます。

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この背景には、小さな林檎が書いてあります。

ビートルズのTシャツは、ちゃっちいロックTシャツなんかで売られているのを見たことがあり、それは普段着るTシャツとしては、あまり適さないように思いましたが、これは元々Tシャツ専門店が作っているだけあって、ものもしっかりとしてデザインも変なのはないように思います。他にも、アルバムの「HELP!」や「Yellow Submarine」などのものがあります。
コラボということで、いつかはこのシリーズも終わってしまうのかと思いますが、それまでにまたいいものがあったら買いたいですね。

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ビートルズ「ルーフトップ・コンサート」を映像で見る。

The Beatlesの伝説のセッション、「Rooftop Concert」のYouTubeにあったので、最近良く見ています。




この「Rooftop Concert」の概要とは以下のとおりです。

ルーフトップ・コンサート (Rooftop Concert、Rooftop Performance) とは、1969年1月30日にビートルズがイギリス・ロンドンにある当時のアップル社の屋上で映画撮影のために突如行ったゲリラライブである。事実上ビートルズの最後の歴史的なライブ・パフォーマンスとなる。

映画『レット・イット・ビー』のラストを飾るシーンの撮影目的で、自社ビルの屋上にて機材を運び込み、予告無しでオフィス街の中で大音量のライブが敢行された。だが、その日は正午過ぎにもかかわらず気温はわずか2度で、風も吹いていたためマイクのウィンドスクリーン代わりにストッキングが用いられた。また、メンバーは同伴していた各夫人から上着を借りた(メンバーが女性ものの服を着ているのはこのためである)。 -ルーフトップ・コンサート – Wikipedia

2003年に発売された『レット・イット・ビー…ネイキッド』を愛聴しているのですが、そこに収録されている曲を中心に演奏されています。
この映像を見て、The Beatlesのバンドとしての力量の凄さが分かる気がします。メンバー+キーボードのいたってシンプルな編成ながら、1曲目からグルーブに乗った演奏をしています。曲、アレンジ、ハーモニー、アンサンブルすべてが素晴らしい。すごく寒かった日の屋外での演奏ということですが(確かに観客の人々はみんな厚着している。)熱の入ったライブです。

個人的には、「Get Back」「I’ve Got a Feeling」「Don’t Let Me Down」なんかが好きですね。最近自分もバンドをやっていますが、こんな感じの素晴らしい演奏をしてみたいなと思うばかりです。

しかし、この時のThe Beatlesのメンバーは、まだ全員20代というのが凄い。