先日、流鏑馬を見に行きました。場所は、寒川町にある寒川神社。毎年、秋の例祭の前日に行われる恒例行事だそうです。特に休日に合わせることもなく行われていたようですが、今年は運良く土曜日でした。今まで見たことがなく機会があれば是非と思っていたので、よいタイミングでした。
流鏑馬といえば、鎌倉の鶴丘八幡宮でやっているものをニュースか何かで見たことがあります。それから個人的なことを言えば、ファミコンソフトの「独眼竜政宗」ですね。ここの1コーナーとして流鏑馬があり、非常に印象に残っています。これが寒川神社の神門。立派ですね。正確な創祀年代は不明とのことですが、9世紀の書物には記載があるとのことで、非常に由緒ただしい神社です。初詣の際は、ここらは人でいっぱいになりますね。ちなみに、私、妻、娘と、うちの家族は、全員ここでお宮参りをしています。
まず、さきほどの神門前のスペースに馬や乗り手の方、周りのスタッフ(でいいのか)が集まって、ちょっとしたセレモニーみたいのがありました。その後参道横のスタート地点に移動します。
スタート地点は、参道横にありました。そこから境内を半周する感じで行われました。鶴岡八幡宮では、確か1周する感じだったかと記憶していますが、いろいろ違うようですね。参道脇には草木があるので、見るスペースがあまりなく、大混雑していました。今回は本殿横の回廊あたりで見たので、まあまあ見れました。
始まる前にパレードのように馬に乗った状態でコースを歩きます。
その後コース下見で、弓を使わずコースを一度走った後、いよいよ本番でした。
・・・本当だったら、的をドン!と射ている動画が撮りたかったのですが、スピードがあまりにも早く、目の前をあっという間に通りすぎてしまったため、意図したような動画は撮れませんでした。残念。
実際に見てみると、的を射たときに大きな音がして、非常に迫力があります。そして両手離しながら弓をつがえ、的を次々射ていくのは相当高度な記述だなと正に思いました。1セッションで10名くらい走り、それなり的を外しているときもあるのですが、そんなことよりもまずそれができること自体が凄い、と思います。馬や衣装、催しの進行なども非常に洗練されていて素敵な行事でした。観客の中には、外国の方もそれなりにいましたが、日本人でも見たことがない人も多いと思うので、一度見てみることをおすすめします。見れて非常に良かったと思いました。
▼関連URL
寒川神社:http://www.samukawa-jinja.or.jp/