先日、ラジオを聞いていたら、「運動としての逆立ち最強説」なる話をしていました。
この話は別のところで聞いたことがあって、逆立ちをすると、腕、腹、背中など、全身の筋肉を使うことになり効率よい運動になる、というものです。実際やってみると、なかなか全身を使います。ただ、逆立ちはそんなに頻繁にできるのものではない。ではどうするか?もっと簡単な運動の仕方があります。それは
壁押し運動を10秒やる
というものです。
本質的には逆立ちと同じで、一度に全身の筋肉を使うことになる点が良いところです。そして、10秒という時間は、筋肉は1日10秒使うと衰えない、という理論に基づいています。相撲の力士も、鉄砲という運動をしますが、あれと同じですね。逆立ちと比べると脚力も鍛えられて、その点はよりいいと思います。
以前、登山家の三浦雄一郎さんが、登山のトレーニングとして日々行なっていると言っていました。本格的な登山の前にはちゃんとトレーニングをするけれども、日々の基礎トレーニングは、これで十分だと。(こちらの講演でもそのようなことを言っておられます。)
何しろ、どこでもできるのがいいですね。たまに、会社のエレベータを待っている間にもやったりします。周りの目がある場合には、なかなかできない場合もありますが・・。