雑記その54:クィーン詩集を買った

クィーン詩集を買いました

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確か、めいろまさんのX(その時はTwitterだったか)のポストで知った気がします。

(x(https://twitter.com/May_Roma/status/1760642123076891131x)より引用)

この説明にある通り、英語の勉強のために買った感じです。

買う前に地元の図書館で見つけて借りて、中を見て良いなと思って自分で購入しました。Amazonで注文して、3,300円。本としてはやや高い買い物でしたね。

日英が併記されていて分かりやすい

Queenがリリースしたすべての作品の詩が掲載されていますが、左ページに元の英語の詩、右ページに日本語訳が表示されていて、とても分かりやすいです。頑張って英語詩を読むようにしていますが、日本語詩あるとやはり分かりやすさが違いますね

文学的な表現が良い

Queenは4人それぞれが作詞・作曲しますが、それぞれの個性が出ていて面白いですね。
特に注目しているのは、フレディ・マーキュリーとブライアン・メイの詩。フレディは独特な節回しと言い方、ブライアンは引用からの表現、など、違いがあって面白いです。

欄外のミニ情報も重要

日本語、英語の詩以外に、欄外にその曲に関するちょっとした情報が載っているんですが、それもまた良しですね。

ということで、さっと手に取って、動画や音楽でQueenを流しながらパラパラと見てます。多少英語の勉強にもなるかな?気楽に見たいと思います。

福田和也さん逝去の報に思う

先日、文芸評論家の福田和也さんが亡くなられたとの報を目にしました。

Xにも書いてますが、直近の著作で病気されてたのを知り、だいぶ痩せた姿になっていたのは驚きましたが、お酒は変わらず飲んでいると著作で述べており、病気は良くなったのかなと思っていましたが、そうではなかったようで残園です。

保守系の著作に触れたのが始まり

だいぶ昔になりますが、確かこの本で福田さんのことを知った気がします


文芸評論の問題作に触れる

そしてこの本。だいぶ話題になりましたが、この本をガイドとして、いろんな小説家や著作に触れられた気がします。


上記のリンクの本とはちょっと違いますが、純文学とエンタメとで作家をピックアップして、それぞれの作家の著作を100点満点で点数つけるというもの。

この本をガイドに読んでみた本もいくつもありました。

伝記についても


第二次世界大戦の時の陸軍大将、石原莞爾についての伝記です。石原莞爾のことはほぼ知らなかったのですが、この著作を通じて豪快な人柄についても知ることができました。

グルメ関連の著作も素晴らしい

この本もかなり読みました


食に関する考えを章立てして述べたエッセイ集ですが、いや大好きですね。気になるポイントもいくつもあるような本でした。

晩年の著作もだいぶ読ませた

しばらく活躍聞かないなと思っていましたが、前述の通り病気されて以前のように活動されてなかったのを知りました。ただ、それを知った後のこの著作にも触れました。


ご自身の病気のこともにも触れつつ、友人のシェフの方やファンの方が亡くなったことにも触れられていて、色々象徴的な著作だったかなと思います。以前よく訪れていた場所を、病気されて違う心持ちのことも書かれていて。これも何度も読み直していた本です。

こう見ると、著作の幅が広いですね。いろんなことについて書かれている。亡くなれられて実に残園ですが、まだまだ読み返すこともあるかなと思います。合掌

2023年1月〜5月に読んだ本まとめ

読書エントリは過去定期的に書いていましたが、見直すと今年に入っては書いてませんでした。本は読んでたのでなんでだろ

まずは紙の本です

ペンギンブックスが選んだ日本の短編小説集です。本屋で見かけて興味を持ったので書いました。村上春樹さんが解説を書いて、かつご自身の作品も2つ入っていました。読んだことがなかったものもあったので、興味深く読みました。

モダンサッカーの教科書。過去3作も買ってましたが、最新作も買いました。今までのものを集大成にしたみたいな内容でした。

坂本龍一さんの自伝的なエッセイ。先日文庫化されたので書いました。子供の頃の話などは、普通の子供の生活みたいなところもあり面白く読めました。

村上春樹さんの新作の小説。いつも紙の本で買ってましたが、今回もそうしました。過去に同名の小説を発表していて、今回同じ名前で新作が発表されました。読んでみて、今回もなるほど!という感じ。ただ、再読してもう少し雰囲気を感じたいなと思いました。

雑誌SwitchでYMOが登場していた「健康」の号を買う

先日、この雑誌を書いました。

Switchという雑誌の2004年1月号。坂本龍一さんが表紙で、健康という特集です。
もう18 年前の雑誌ですね。これはメルカリで買ったのですが、当時もこの雑誌を買って持っていたものの、処分して手元にはなかったのですが、買い直しました。
書い直したのは下記の記事が見たかったからです。

YMO Helth Meetingということで、YMOのご三方による健康についての鼎談ですね。年齢を見ると、細野さん56歳、坂本さん・幸宏さん51歳ということで、まあまあ今から思えばみなさん若かったなと

幸宏さんの発言が以下ですね。

「一緒にやっていたのは二十数年前のことで、これから二十数年後を考えたら、YMOは死んでます」

Switch JANUARY 2004 VOL.22 No.1

この時読んでいた当時、まだみなさん50代で今から思えば若く、二十数年後か〜と思った覚えがありますが、この雑誌がでた2004年から19年後の今年2023年に幸宏さん、そして坂本さんが亡くなる、ということとなりました。時の流れは仕方がないと思います。

好きなページは以下ですね。

朝、坂本さんがPCに向かっている場面。これも演出でしょうが、朝の1日が始まる感じが出ていると思います。

これは夕食にニューヨークのお蕎麦屋さんに行って食事する場面。
ニューヨークで蕎麦か!と思いましたが、他の雑誌とかでもこのお蕎麦屋さんを推薦しているのを見て、本当にお気に入りなんだな、と思った記憶があります。

昔の雑誌を見るのも面白く、かつ自分の記憶を呼び起こしてくれる部分があるなと思いました。

「サウンドレコーディングマガジン」で、YMO関連のものを買ってみた

サウンドレコーディングマガジン(以下サンレコ)は、以前から愛読している雑誌ですが、最近いくつか電子書籍、また紙の雑誌を買ってみました。

なぜ買おうと思ったのか?

実はAmazonのサブスク「Amazon kindle unlimited」で、サンレコは読めたので、新作出たらさっと目を通して、という感じで読んではいたのですが、このサブスクでサンレコの扱いが終わったらそういうことができなくなるよな?と思ったのがまず一つです。現にそういう雑誌もいくつもありますしね。
電子書籍で買ったのは、単純にスペースの問題からです。紙の雑誌で買ったのは、パッと手に取りたかったものですね

買ったもの

坂本龍一さんが巻頭の号。ニューヨークのスタジオの紹介とともに、当時の新作「async」について語ったものですね。
以前見た映画の「coda」でも、このニューヨークのスタジオが映っていて、見た時のことを思い出しながら興味深く読めました。

これは細野晴臣さんの巻頭号。その時発売された「HOCHONO HOUSE」に合わせた特集でした。
細野さんのスタジオ紹介もあり、ご本人はいろいろよく分からない、とおっしゃっていましたが、ラックのArp Odysseyを使っているのはさすがだなと思いました。

これは、サブスクの電子書籍で読みつつ、紙の本でも買いました。

坂本龍一さんの新作レビュー&スタジオ紹介、そして、高橋幸宏さんの追悼特集な号でした。YMOのお二人が掲載されているということで、思わず買ってしまいました。

こちらは、山下達郎さんの巻頭号。電子書籍で買いました。
もちろん、YMOのメンバーではありませんが、メンバーの方と交流も深かったということで、ご自身がやられているラジオで、先日高橋幸宏さんの追悼特集もやられていました。
スタジオミュージシャン時代に、YMO +山下達郎さんでバックバンドをやった矢野顕子さんの曲があり、それを何回かラジオで流していました。たまに聴いていますが秀逸ですね。

最近買ったサンレコについてのエントリでした。
また、いい特集の時は、電子書籍であれ、紙の雑誌であれ、手元に残しておきたいですね

2022年11月・12月に読んだ本まとめ

今までは電子書籍中心でしたが、この2ヶ月は紙の本を結構買いました。

サッカー雑誌のFootballista。11月にカタールW杯があったので、それ用に戦術の特集と選手名鑑を買いました。W杯の時はテレビとか動画見ながらさっと情報確認したいので、電子書籍で開くよりも、紙の本でさっと見る方が向いているので買いました。実際にそうしてました。

これもサッカー本。イタリアのサッカーコーチの方が対談形式で戦術について語る、という戦術本ですね。
W杯に限らずですが、戦術を押さえておこうと。

これは雑誌NumberのW杯特集号。いつもW杯に終わったらでる特集号を買ってます。やはりこれ見て振り返るというのが恒例です。

これは雑誌BRUTUSの特集号、村上春樹さんのムック本です。
これは過去でた雑誌2号の特別編集版で、それらは電子書籍で買っていたのですが、この特集号はさっと手に取ってしまいますね。そして雑誌はさっと取ってパラパラ見る、というのがいいなと思いました。

そしてついで電子書籍。

日本代表の長友佑都選手の著作。今回も4回目のW杯代表に選ばれ活躍していましたが、心の葛藤などについて書かれていて、なるほどと思わせる部分が多くありました。

雑誌面白かったなと思いました。ここからどうなるか?ということですね。

最近買った紙の雑誌いろいろ

本を読むときは、もっぱら電子書籍な毎日ですが、最近は一部の雑誌を紙で買ってますね。理由はあれどもなかなか良いです。

まずはFootballistaの2冊。今週開幕するカタールW杯についての雑誌。選手名鑑はパラパラページめくってみたいのと、戦術本はじっくり読みたい、というそれぞれの理由ですね。
前回のロシアW杯の時も、選手名鑑を紙の雑誌で買った記憶ありますが、TV見ながらさっとあの選手誰?というときに、紙の雑誌の方が探しやすいという単純な理由ですね。今回のカタールW杯は、開幕前にフォローしている各YouTuberさんのチャンネルを見ていますが、そこでもこの本をパラパラめくりながら見てます。

こちらはNumber。中村俊輔選手の引退特集号。Numberの特集号も好きで、引退する選手の特集号がその都度出ますが、中田英寿選手や中山雅史選手の引退特集号も買いましたね。こういうのは、やはり電子書籍ではだめで、紙で持ってて何かの拍子にパッと見れるようにしておくのが大事かなと思います。
中村選手は同じ横浜市戸塚区の出身ということで、この引退に際してはぜひ持っておかねば、ということで、紙で買いました。

これは、BRUTUSの村上春樹さん特集号。2回に分けて特集してそれの合本という形で、再編集したムックという事で出たもののようです。
実は、その2回に分けて特集したものは、それぞれ電子書籍で購入していたのですが、それの合本が出ると聞いて、思わず紙の本で買ってしまいました。自分でも理由はよくわかりませんが、さっと紙で見たかったんですかね…そして、紙でよく見てますね。iPad立ち上げるより早いから、という理由かなと。

という事で、いきなり紙に回帰している感がありますが、それぞれ用途に合わせて使い分けるということかなと思います。

新作を楽しみにする作家・ミュージシャン

日々、本を読んだり音楽聴いたり映画見たりしていますが、なかなか最新作が出たらチェックして買ってみる、というアーティストってそこまで多くありません。だんだん新作は別にいいかなと興味無くなってしまったり、旧作だけチェックするということにもなりがちです。
また、アーティスト自体も、そんなに新作出さなくなってしまう人もいます。チェックしたくなるくらいの頻度で、作品をリリースしているという現役な方がそう思うような対象ですね。

村上春樹さん

言わずと知れた日本を代表する小説家。読み始めたのは、1990年代後半だったかな?友人に勧められて旧作から読み、そこからは新作で出る長編・短編小説やエッセイ、翻訳者など、大体隈なくチェックしています。
小説は割と電子書籍で買うことも多いですが、やっぱり紙で読みたい時は紙でも買いますね。

そして最近買ったのはこちら。雑誌「BRUTUS」の村上春樹さん特集のムックです。それと、最新作の短編集は電子書籍で。

佐藤優さん

ロシア中心に国際関係論ほか、幅広く執筆されている作家の方。主に新書をチェックしていますが、ハードカバーの本も買っています。
歴史や国際関係論などを中心に買ってますが、先日出ていた読書論の本はなかなかよく、何度も読み返したりしています。

奥田民生さん

「UNICORN」ほか活躍されているロックミュージシャン。日本人のロックミュージシャンの中では、正直一番好きですね。

アルバム中心に新作出たらだいたいチェックして購入しています。最近は、新作出たらアナログを予約して買うことが多いですね。
こちらは、現時点で最新アルバムの「サボテンミュージアム」

山下達郎さん

近年DJされているラジオ番組をほぼ欠かさず聴いており、その影響もあって新作をチェックしようと思いました。
ただ、シングルはコンスタントに出されているものの、アルバムはなかなか出ておらず、どうかな〜?と思っていたものの、今年の6月に新作が発表されました。こちらもアナログが出たので買ってみました。

ノエルギャラガー

元OASISのギタリストのノエルさん。今はソロアーティストとして活躍中ですね。
新作もコンスタントに出されていて、こちらもアナログで新作が発売されるので、だいたいかっています。

こちらはベスト盤ですが、結構かけていますね。

パールジャム

1990年代から活躍しているオルタナイティブ・ロックの雄。日本だとニルヴァーナが人気ありますが、私はPearl Jamが好きですね。もう30年選手かな?ただ、まだライブツアーもやり、新作もバリバリリリースしています。新作もしっかりPearl Jamの音がするのがすごい

こちらが新作のアナログ。1曲目からおおっと!と思わせました。

ということで、自分の好きな作家・ミュージシャンが現役で新作出してくれる、というのは、幸せですね。ポルシェじゃないですが、「新作が最高傑作」を期待して待ちたいと思います。

もうすぐW杯ということで、「Footballista」で情報収集

カタールW杯も今月開催ですね。ロシアW杯から4年と思うと早いです。そして、4年前はロシアでは、W杯やってたのか(今は紛争地域…)と思うと、時間の流れを感じずにはいられませんね。

W杯の情報を収集するのに、もちろんWebの情報や動画、アプリなども参照するのですが、どうしてもTVで見ながら色々やるという都合上、電子媒体だけでなく紙の本や雑誌などを買ってさっと見る!ということも多いです。パッとみるのでは、紙に勝るものはないですね。

本や雑誌にも色々あるものの、気に入っているのは「Footballista」ですね。サッカー専門雑誌です。他にも老舗の「Number」などもよく読んでいますが、「Footballista」は先述の解説に重点を置いており、W杯の時は、各国の戦術やフォーメーションなどの解説があるので、非常に参考になります。

日本と、世界で勝つための戦術ということで、各国ほか日本にもページを多く割いて書いていましたね。表紙は三苫薫選手。プレミアリーグのブライトンで好調、先週も先発でアシストしました。背番号も9と言うことで期待したいですね。

ちなみに、前回大会前にも「Footballista」を買ってました。前回は、開幕3ヶ月前にハリルホジッチ監督が解任されて西野朗監督に代わった、ということがありました。戦術的にも、ハリル監督とは違ったということで、ハリル監督の戦術を見てみたかったところもありましたが、結果的に、西野監督でベスト16まで行ったという結果となりました。素晴らしい結果ですね。

そして、選手名鑑とかガイドブックみたいのもFootballistaで出してますね。これもここから出るようですが、買って試合を見たいと思います。

2022年6月、7月に読んだ本まとめ

電子書籍です。

雑誌BRUTUSの山下達郎さん特集。
最近新作が出た、ということで、それに合わせたものでした。クリス松村さんとの対談もガッツリ入っていて、非常に読み応えありました。作曲、編曲などの活動履歴をまとめた年表もあって、とても参考になりました。

石原慎太郎さんの遺作となった著作。ご自身と奥さんが亡くなった後に出版されるのが条件、ということで出されたものでした。
詳細に自分の生涯を振り返っており、特に異性関係などはかなりぶっちゃけた内容で驚きましたが、さすが魅力ある人の生涯だな、と思いました。
湘南高校出身ということで、高校時代のことも振り返っていましたが、今からだいぶ昔の鵠沼の風景が描かれていて、それはとても興味深かったですね。

Numberの日韓W杯から20年たったということでの記念号。
先日、日本・ブラジル戦があり、そこでやはり日韓W杯20年ということで、そのときの出場選手が集っていましたが、中田英寿選手と小野伸二選手が隣り合って観戦していたのが話題になっていました。
小野選手は40代でまだ現役ですが、だいぶあの時から時間が経ったな、と思わせられました。会社の会議室でみんなで観戦したりしてましたね。