MOKICHI TRATTORIAに行った。

先日、結婚5周年を迎えました。まあ節目だったので食事に行こうかと思い、店をいろいろ探していたのですが、茅ヶ崎にあるイタリアンレストラン「MOKICHI TRATTORIA」に行くことにしました。

こちらのお店は、湘南ビールを作っている熊澤酒造さんが経営しているお店です。隣には日本料理の「天青」があり、そちらには行ったことがあったのですが、こちらは初めてです。最寄り駅は相模線の香川駅ですが、駅からちょっと離れていることもあり、茅ヶ崎駅からタクシーで向かいました。行った人数は妻と娘と私の3名。時間は17:30からにしました。

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外観はこちら。

緑がたくさんある敷地内に先に述べた「天青」とそれぞれ離れで建っている感じです。写真はありませんが、入口から建物まで歩いて行く間も、緑がたくさんある廊下のようになっていて、とてもよい感じです。

料理は3,000円のコースをオーダー。
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前菜の時知の自家製スモーク 赤パプリカソース。時知は、ときしらずと読みめずらしい鮭のことですね。時知はスモークされすぎずちょうどいい塩梅、付け合せの野菜も新鮮でした。野菜は自社農園で作っているとのこと。

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スープは、モロヘイヤとワイルドライスのスープ。モロヘイヤの風味がありつつも、あっさりとしたスープでした。

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魚料理は、アイナメとマコモ茸のフリット 香草風味のピストソース。アイナメは白身であっさりとしてましたが、オリーブオイルベースのソースと合っていました。マコモ茸は、エリンギをより歯ごたえのある感じでしたが、食感が良かったですね。

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肉料理は、岡本ポークのソテー インド風カレーソース。岡本ポークとは、おそらく湘南地区で豚を育てている岡本さんという方のブランドですね。肉質も固くなく、旨みが多く美味しい肉でした。カレーソースは、生クリームベースで食材と絡めると美味しかった。

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特製スペシャルデザート。左上からレアチーズのプリン、果物のコンポート、ケーキと生クリームでした。私は甘いものはあまり好まず、レアチーズのプリンしか食べませんでしたが、濃厚な風味でした。娘は果物のコンポートを2人前ぺろっと食べていたので、美味しかったのではないかと思います。

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発泡性の日本酒、さざなみ。基本日本酒ですが、酒酒した感じではなく、風味は重くなく、かつ発泡性ゆえ口当たりもよいので、食事の時に軽く合わせるのはなかなかよいと思います。ただ、あっさり飲み終わってしまうのが困ったところ。この店オリジナルということでした。

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アラカルトで頼んだ海鮮スパゲティ。麺は自家製麺で、やや太めで不揃いな太さでしたが、ソースとよく絡んでいました。エビやムール貝、イカ、タコなど具沢山でした。

料理もさほど高くなく、どれも丁寧に作ってあって美味しく満足しました。湘南地区で落ち着いて食事をするには、隣の「天青」と並んで強力な選択肢に成り得ると思います。

特筆するのは、キッズルーム完備であるという点。事前に予約をしたのですが、子供がいることを伝えると、キッズルーム付近の席を案内されました。一般の席は1Fと2Fでしたが、キッズルームの席は半地下を降りた部屋でした。6~8名くらい掛けられるテーブルが5つほどあり、部屋の反対の角2つに子供が遊べるスペースがありました。入店した際は私たちだけでしたが、その後予約や入れ込みで席はほどなく埋まり、盛況の様子でした。このような雰囲気、価格帯の店で子供が無理なく過ごせる店はあまりなく、探すのに苦労するくらいです。(どうしても子供をいることを考慮して、価格帯度外視してファミレスになりがち。)その点、こちらの店はそうしたニーズをうまくとらえているように思います。

熊澤酒造さんは、湘南地区では前述の湘南ビールや日本酒などをよく売っているのを見ます。いずれも美味しいですね。送りものとして使ったことも何回かあります。こうして食事と合わせると、また旨さがひとしおでした。

こちらのお店にはとても満足したので、またの機会で是非行ってみたいと思います。

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熊澤酒造のお酒が楽しめる場所 | 熊澤酒造株式会社