テレビ東京「FOOT BRAIN」の野口健さんの回が面白かった

テレビ東京のサッカー番組「FOOT BRAIN」は好きな番組です。ただリアルタイムで見れることは少なく、基本録画してますが、時間の都合もあり、全部は見れずかいつまんで見たりしてます。

その中で、先日12/2に放送された登山家の野口健さんの回がなかなか面白く、興味深く見れました。「波乱に満ちた人生から紐解かれるメンタルの数々…」とありましたが、思考法などに目を引かれるところが幾つかあったように思います。

撤退する勇気を持つことで生き延びる

過去、エベレストに数回登頂されてますが、高地順応の時間も含め2ヶ月半くらいかかるということ。それを経た上で、あと頂上までもう少しというところで微妙だったときに、周囲の意見を聞くといっちゃおうぜという雰囲気になることもあるがそういう意見に引っ張られると、得てして大量遭難になりがちということでした。
サンクコストという点もありますが、ここまで来たんだから行けちゃうよと思いがちなのが人間なので、こういう極限状態のときに

ボロクソ言われたことを書き留めておく日記をつける

いろいろと言われたことだけを書き留める日記をつけているということです。そして書き出したあと、頭に来てその日記をぼこぼこに踏んだりするということです。書き出すのがいいんでしょうね。アウトプットの仕方が興味深いですね。

批判の7割はあたってる

その批判日記について、書いたときは頭にきているものの、あとから読んでみると的を得ている批判が多いということ。7割くらいはあたっていると言ってましたね。それはなかなか言えることではないかと思います。

考え方にはなかなか斬新なところがあったように思います。

▼参考URL
命がけのアルピニスト・野口健が語る驚異のメンタル術