Liverpool FCのクロップ監督の退任に際して思うこと

リヴァプールFCのクロップ監督が、今季限りで退任することが発表されました。

今季も現在首位で、まだまだ監督を続けてもらえると思っていたので、その報を聞いてとても驚きました。

自分の感想としては、とても残念ではありますが、退任理由が続けるエネルギーがなくなってきた、ということで、情熱的に取り組まれていた印象なので、そこが厳しくなってしまっては仕方ないな・・・という感じです。

クロップ監督は大好きで、自伝も買って読んでたので、ちょっと普通じゃない感情がありますね。

クロップ監督就任前はどうだったか

クロップ監督就任は2015年10月、就任から約8年4ヶ月が経ったことになります。

プレミアリーグ制覇は遠い夢

以前リーグ制覇したのは、1989-90シーズン、そのころはフットボールリーグでした。プレミアリーグが始まったのは1992-93シーズンで、それ以降優勝はできずじまいでした。
マンチェスター・ユナイテッドやマンチェスター・シティ、チェルシーやアーセナルなどがタイトルを取っていたので、それを見て忸怩たる思いがありました。

監督も続々変わった

前述の通り、クロップ監督は8年強監督を勤めたのですが、それ以前の監督は、ベニテス監督以前は、1年〜3年程度で交代していました。

クロップ監督就任で変わったこと

戦術面での充実

クロップ監督というと、ゲーゲンプレッシングが特徴です。
今までのリヴァプールだと、割と属人的な戦術で、リヴァプールとしての戦術の色はあまりなかったような印象でした。そこから、クロップ監督は自分の戦術を浸透させ、その戦術にあった選手を獲得し、チームとしての戦術を熟成させながら結果を出していったように見えました。

その結果としてのタイトル獲得

特筆すべきはその成果です。主な獲得タイトルは以下の通り。

プレミアリーグ優勝:2019-20シーズン(30年ぶり)
チャンピオンズリーグ優勝:2018-19シーズン(14年ぶり)
FAカップ優勝:2021-22シーズン(16年ぶり)
EFLカップ優勝:2021-22シーズン(10年ぶり)

クロップ監督就任以前だと、2011-12シーズンのEFLカップ優勝だったので、カップ戦含めてタイトル獲得はなかった状況でした。
それが、クロップ監督就任以後は、ほぼ毎年タイトル獲得に絡んでいることを思うと、クロップ監督になって強くなったと言えると思います。

日本人選手の獲得と活躍

ドルトムント時代に、香川真司選手が活躍してドイツリーグを連覇した印象が強いですが、リヴァプール時代も日本人選手を獲得しています。

まずは南野拓実選手。2020年1月に加入しました。
FWで起用され、レギュラー争いが厳しくリーグ戦でスタメンとは行きませんでしたが、2021-22シーズンのFAカップとEFLカップではそれぞれチーム内得点王となりタイトル獲得に貢献、と存在感を見せたと思います。

そして遠藤航選手。記憶に新しい昨年2023年8月に加入ですね。

これからどうなるのか

8年強にわたってリヴァプールを率い、素晴らしい結果を出したクロップ監督が退任されるということで、今後どうしていくかが重要ですね。
後任監督、そして、スポーツディレクターもクロップ監督が兼ねているということで、どのかたが後任になるのか、そしてどのようなサッカーをしていくのか、が重要になります。

後任の候補は、OBのシャビ・アロンゾが有力ということです。現在レヴァークーゼンで好采配しているということなので、それは期待できるところ

(Xの投稿 https://twitter.com/King47Ynwa/status/1751408482111373525より引用)

好きなサッカーYouTubeチャンネルでも、この退任について触れています。

まずは、プレミアリーグトークショーさん。

ケニーさんの熱い最後の挨拶が印象的です。

そして、プレちゃんさん。

別動画にしてのクロップ退任の動画をアップ。
アーセナルファンのりょーさんの「解任じゃなくて退任でよかった」のコメントが嬉しい

最後に

最初に述べたように、退任は非常に残念ですが、今季まだ4冠獲れるチャンスがあるので、それ目指して頑張ってもらえればと思います。YWNA!!!!!