2017年7月に読んだ本まとめ

まずは紙の本から。

グルメ評論家の友里征耶さんのグルメガイド。図書館で借りました。2回目かな。この方は専業のグルメ評論家ではないということで、全部自腹で食べて評論するスタイルで、それがなかなか辛辣で話題を呼んでいるように思います。単に読んで面白いとう言う感じで、別に行ったことがある店が出てくるわけではないのですが何度か読んでしまいますね。

続いて電子書籍。

アメリカン・スクール(新潮文庫)
アメリカン・スクール(新潮文庫)

これはかなり昔戦後すぐに発表された小泉信夫氏の短編集です。以前、村上春樹さんが「若い読者のための短編小説案内」という本の中で紹介していたので何となく覚えていたのですが、今回村上さんの著作の中で目にして、電子書籍化されていたので買ってみました。一読して、なかなか不思議な小説だという印象です。戦後すぐに日本人教師たちが日本のアメリカン・スクールを訪問したときの心持ちなどを描いていますが、自負心とコンプレックスが入り交じったような感情が現れていて、現代とは人の意識が違っていることがわかります。

ずっとやりたかったことを、やりなさい。
ずっとやりたかったことを、やりなさい。

これはいわゆる自己啓発書ですね。feedlyに入れていてチェックしているミニマリストの方のブログを見て知り、買ってみました。方法はまあいろいろですが、自分がアーティストになったつもりで好きなことを想定してアウトプットしてみる、というのは、良い方法かと思いました。実際できはどうであれ、自分の外に形として出してみるということが重要ですね。

「仕事ができるやつ」になる最短の道
「仕事ができるやつ」になる最短の道

これはコンサルタントの安達裕哉さんの著作。これも自己啓発関連ですね。このかたの書いているブログは、たまにはてブなのでエントリがランクインしているのもありたまに読んでいました。特にきっかけはないですが、エントリがまとまった本が出ているのをしり買ってみました。ブログの本ということで、各エントリがそのまままとまった形の本ですが、全体としては集合体感がでている感じのほんで、全体として大まかな方針があるようではない気もします。

2nd(セカンド) 2017年9月号 Vol.126[雑誌]
2nd(セカンド) 2017年9月号 Vol.126[雑誌]

これはファッション雑誌です。立ち読みはたまにする程度で、paperwhiteユーザということもあり、カラーが特徴な雑誌は買ったことは殆どなかったのですが、中を見てみてスタイリングに参考になりそうなものがいくつかあったので、iPadで読むのを想定して買ってみました。

新しいメディアの教科書 (Kindle Single)
新しいメディアの教科書 (Kindle Single)

佐々木俊尚さんの新作。メディアについて書かれた本です。従来の出版系のメディアではなく、Webに適応して発展したメディアを、Buzzfeedを主な例として挙げながら論じた本です。メディアについて書いてはいますが、本質的にはWebにおけるコンテンツの価値をどう出しどう広めていくか、ということに尽きるように思うので、自分のアウトプットの価値について考えさせられました。