本日、ラグビーワールドカップを観戦しました。見に行ったのは、東京スタジアム。Jリーグ開催時は味の素スタジアムですね。マッチはフランス☓アルゼンチン。正直、どこの国見たいとかどの選手のプレーをみたいというのはなく、単純にワールドカップの雰囲気を味わいたいと思ったので申し込みましたが、なかなかの好試合で十分に楽しめました。
ラグビーは高校の授業でやったことがあり、その際に基本的なルールは知ってましたが、普段そんなに興味があって見てたわけじゃないです。観戦歴も、20年くらい前に、秩父宮ラグビー場で早明戦を観戦したことがありましたが、観戦歴もそれ1度きりでした。どちらかというと、前回のワールドカップの活躍で興味を持った程度のライトユーザですが、今回観戦して思うことがいくつかありました。それを書いてみたいと思います。
ラガーマンの体格がすごい
体格すごい、というのは情報としては知ってましたが、開始前の選手紹介で、選手のバストアップ画像と身長・体重が出ますが、すごい体格してるなと改めて思いました。特にフランス代表選手は、軒並み身長が180cm後半〜190cm台で体重が100kg超、と明らかに常人ではないです。そして、ピッチでは、その屈強な男たちがガツガツとぶつかり合っているので、迫力満点でした。
ただ、戦術的に合う体格の人を選んでる傾向がより強い気が
フランス代表選手に比べて、アルゼンチン代表の選手は、それよりはややサイズが小さく身長170cm台とか、体重も80kg台の選手もいました。そのため、体格差がかなりあるかなと思ったのですが、気になったのは、ラインアウトを多用していて、ボールを保持する時に味方を持ち上げる動作がかなり熟練されてました。そこでうまくボール押さえて、トライにも結びつけてたし。ボジションはあるかと思いますが、体重重いとあれはやりづらいから、ラインアウト勝つために割と軽量で俊敏な選手を選んでるのもあるのかなと思いました。逆に、体重があると、スクラムとかタックルとかは割と優勢で、そこはフランスが勝っていたように思います。ですので、どこでボールを主に保持し、どこで点を取っていくか、そのためにどういう選手を選ぶかという視点がより強いような気がしました。
キックの目的と種類がサッカーと大分違う
自陣でボール回してて、ポーンと上向きにパントキックする場面が結構ありますが、サッカーだと苦し紛れにクリアする場合にそういう弾道にあるので、条件反射的に「あー蹴っちゃった〜」と思ってしまうんですが、それは違いますね。
大きく上に蹴ることで、味方が落下点に入る時間を稼ぎ、そこで競ることでボールポゼッションを狙う、ということですね。
また、逆に直線的に前に蹴り出して、ボールが不規則に弾むのを利用してやっぱり自チームのポゼッションを狙うというのもありました。複数のキックを使い分ける様が見れました。
チーム別に席が別れてないので応援がカオス
どなたかがtwitterであげていましたが、ラグビーはチームごとに席が別れておらず、混在してます。私の座っていたところも、アルゼンチンサポーターが多かったかなと思いましたが、前の席にはフランスファンもいたりして、チャントを歌うこともありましたがなんか混ざって聞こえる、という不思議な感じでした。ただ、どなたも何だよ的な感じは少なく、ラグビーファンにとってはそういうものということなんですね。ノーサイド精神はこういうところにもあるのかも。
ともかく、楽しめました。また観たいな。