J-WAVE の番組「VOICES FROM NIHONMONO」で、三浦知良☓中田英寿のスペシャル対談を聴いた

J-WAVEの番組「VOICES FROM NIHONMONO」を最近よく聴いてます。ナビゲータは、中田英寿さんとレイチェル・チャンさん。日本の酒蔵とか工芸品とかを紹介するプログラムで、最近は日本酒に凝っているので、酒蔵の人が登場するこの番組を興味深く聴いてます。中田英寿さんは最近日本酒の事業もやってますし。

この番組で、三浦知良☓中田英寿、つまり、カズ☓ヒデ対談が行われる、とどこかで告知を目にしました。これは聴かないわけにいかない。1990年代にサッカー日本代表に熱狂していた世代としては、夢のような対談ですね。ラジオは割とタイムフリーで聴いちゃうことも多いんですが、これはradikoでライブで聴くことにしました。

カズさんはコロナでの中でも、トレーニングは続けていた

コロナでJリーグも中断しているなか、サッカー選手の皆さんも自分なりにトレーニングはされていたと思いますが、カズさんもやはりそうでした。中田さんから「中断期間中は何してました?」と聞かれて、トレーニング用に借りている部屋で自主トレとか、お兄さんの三浦泰年さんが経営されているフットサル場でトレーニングをしていた、ということでした。さすが、そういうところでも、自分を律してやっているんだと思いました。

40代・50代でのトレーニングについて語っていて、腑に落ちるところがあった

トレーニングについて両氏語っていて、中田さんが「トレーニングしているけれども、昔と違って、筋肉がつきにくく、ついてもすぐ落ちてしまう」と言ってましたが、カズさんもやはりそう、ということでした。まあアスリートでも人間ですし、そりゃそうですよね。私も40代ですが、まさにそう思います。
ですが、カズさんはそれでも現役のアスリートを続けていて、前の項目のようにトレーニングを続けていて、すごいと思います。いろいろなアスリートが、それはすごいと言っていて、やはりそこまでやる動機を持ち続けるというのがすごいということかと思います。

中田さんのやり抜く姿勢をカズさんもリスペクトしている

日本酒の事業をやっている、と書きましたが、中田さんは最近はお茶、特に日本茶にも凝っているということでした。カズさんはお茶の本場静岡の出身ということで、知り合いにもお茶のしごとをやっている人がいて、自分もそこらへん詳しい、ということを言ってましたが、そこで中田さんがより深く知っていきたいということを言って、カズさんが「ヒデはそこらへん極めちゃうから。セリエAまで言っちゃうから(意訳)」ということを言ってました。まさに、サッカースパッと辞めたあとは、自分の興味がある日本の文化について発信する仕事をしている、ということで、まさにそういう姿勢なんだと思いますが、サッカー選手だったときからもそういう姿勢で、カズさんはそのあたりについて、よく分かっているんだなと思いました。

両氏のいい感じの関係が垣間見れてよかった

終始、お二人のお互いをリスペクトしながらも、和やかな雰囲気で進んで、いい対談でした。中田さんがカズさんの家に行きますよ、という流れにもなったりして、固すぎずいい関係のお二人の対談、という感じで、いい気分になりました。フランスワールドカップ予選が1997年、それから23年も経って、まだお二人がこのような関係性で話をされているということに、どんな形であっても、旧友っていいなと思いました。