文藝春秋社から出ている雑誌「Sports Grafic Number」。老舗雑誌ですね。日本がサッカーW杯にまだ出場していなかった1990年代半ば頃から愛読しています。あの頃はインターネットも今のように充実しておらず、興味のあったヨーロッパサッカーやW杯初出場を目指すべく戦っていたサッカー日本代表の記事など、サッカーの特集号を中心に読んでいました。
最近は、リアルタイムに近い動向を追ったような特集などは、買わずにスルーしてしまうことが多くなっています。(理由は主に金銭面)ただ、一方、告知や店頭で見て「!」と思い、購入する号もままあります。それを考えてみると、サッカー関連に限らず、主にアスリートの内面にフォーカスした号が多いです。以下、買った号を列挙してみます。
Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2010年 9/16号 [雑誌]
これは読書特集。ちょうど南アフリカW杯が終わった直後で、主将の長谷部選手が表紙ですね。色々なアスリートの読書スタイルと本の好みが分かって興味深かった。プレイスタイルと読んでいる本を見てみると、なんとなく納得してしまうところがあったりします。
Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2011年 1/27号 [雑誌]
イチロー選手が表紙の食べ物特集。こういう食べ物の特集は好きです。(笑)ここでもW杯の食事の話や数選手や王監督の食事についてのレポートが面白かった。大分昔に、やはりNumberでバティストゥータ選手の食事についてのレポートがあって、ちょっと真似していたことがありました。
Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2011年 5/26号 [雑誌]
これは先の2冊とは毛色は少々違いますが、カズ選手特集。チャリティマッチでのゴールの記憶も新しいところですが、やはりこのような特集をされる存在だとは偉大だと思う。98年W杯の後や、Jリーグでスタメンで出なくなってきた時など、「カズもう終わりだな」ということは割と言われていたと記憶していますが、それでも2011年になっても選手でかつちゃんとしたパフォーマンスを見せているとは、まさか思わなかった。まさに継続は力なりという気がします。
Sports Graphic Number (スポーツ・グラフィック ナンバー) 2011年 7/7号 [雑誌]
これは買っていませんが、最新号ですね。またもや長谷部選手が表紙。ちょっとありきたりな感じもしますが、目を通してみたいと思います。
サッカー雑誌で、マッチレポートや選手の動向、選手の能力を特集する雑誌はたくさんありますが、上記の号を見てみると、独自の視点で、文章をしっかり書きレポートする、というのは、Numberの真骨頂かなと思います。そういった意味で、動向を追った号よりも、これらのような掘り下げた特集に惹かれるのは、そこに付加価値を感じているのかもしれません。本当は毎回買いたいのですが・・・。今後も、内容の濃いレポートが載っている特集が多いことを期待したいですね。
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