2017年12月に読んだ本まとめ

まずは紙の本から。

新書ですが、日本の有名一族の家系を調べたもの。政治家とか文学者とか芸能関係とかいろいろあって読めました。一番おおっと思ったのは、文学者有島武郎さんの息子が俳優の森雅之さんだったこと。黒澤映画によく出てたので森さんは知ってましたが、文学史で見る有島武郎の子息だとは知らなかった。あと、ちょいちょい発狂した、という記述がありましたが、現代ではうつ病ですよね。いつの時代も人間の悩みは深いと思いました。

これも新書。政治学者の三浦瑠麗さんの著作。ブログ「山猫日記」を書籍化したものということで、山猫日記自体はどっかで目にしていた気がしましたが、三浦さんが書かれているとは知らなかった。出身も神奈川で近所の湘南高校卒ということで、より注目してます。

あとは電子書籍

ビットコインはどのようにして動いているのか? ビザンチン将軍問題、ハッシュ関数、ブロックチェーン、PoWプロトコル
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ビットコインの主に技術的な側面について書かれた本。ビットコインは興味をもってちょこっと買っていますが、そもそも何で花柄のような価値をもつに至ったのかは知りませんでした。この本で、ブロックチェーンという技術に価値があり、それを信用を担保する貨幣としている、ということが理解できました。ただ、今のような大きな価値を持つまでに至った経緯については、もっと別の側面から考える必要がありそうです。