2019年3月に読んだ本まとめ

まずは紙の本から。

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夢の中で会えるでしょう [ 高野 寛 ]
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ミュージシャン高野寛さんの対談集。気になってましたが、帰宅途中の書店にあったので買いました。内容は、片桐仁さんとか、高橋幸宏さんとか割と関係近い人が多かったですが、やはり緒川たまきさんとの対談が往年のソリトンside-Bを彷彿とさせてよかったですね。結構「ソリトン見てました」と言われることが多い、とありましたが、ああいう番組は前にはなかった気がしてて、今から思えばインターネット的でしたね。

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短篇集こばなしけんたろう [ 小林賢太郎 ]
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ラーメンズ小林賢太郎さんの短編集。短編といっても、従来の小説のフォーマットにこだわるのではなく、過去と未来の自分との往復書簡集とか、フォーマット自体がひねってあったりして、まさにコバケン的な著作でしたね。

中村俊輔選手の新書、サッカーの見方についての考えを書いた本でした。現役のプレーヤーですがサッカー見まくっているということで(多分DAZN入ってるだろうなと)、近頃現役引退された岩政大樹さんの著作は、完全に観察者からの分析という立ち位置ですが、中村俊輔選手だと、プレーヤー的な感覚を著そうという感じがして興味深いですね。

元韓国代表のパク・チソン選手の自伝。刊行は確か10年くらい前かと思いましたが、そのころよく立ち読みしていて、最近また読みたいなと思いたち中古でしたが買ってみました。当時所属していたマンチェスター・ユナイテッドは、チャンピオンズリーグでもなんども決勝に行くなど、文字通り世界最強のクラブでしたが、そこでなんとか生き残ろうともがいていた記録がそこにあり、感情の揺れも表現されていて興味深いですね。

続いて、電子書籍。
まずは、NUMBER三連発。

Number(ナンバー)973号[雑誌]
Number(ナンバー)973号[雑誌]

Number(ナンバー)974号[雑誌]
Number(ナンバー)974号[雑誌]

Number(ナンバー)975号[雑誌]
Number(ナンバー)975号[雑誌]

まずは、Jリーグ外国人選手についての特集。ランキング載ってましたが、ストイコビッチが1位でした。最近またイニエスタ、ビジャなどW杯優勝経験がある外国人が多く来るようになりましたが、過去もいい選手がたくさんいましたね。個人的には、フリューゲルスファンだったので、ジーニョかな。

そして、その後はイチロー選手の特集。前のものは、開幕前のプレビュー、後のものは引退が発表された後のものです。昨年も、開幕前のプレビュー号があり、シアトル・マリナーズ復帰にあたってということでしたが、その後は選手登録を外れ監督補佐、となりました。今年についても、開幕前には日本での開幕戦前にメジャー登録して、その後の活躍を目指す本人のインタビューも掲載されていたので、日本の試合の後に引退したのは正直残念でしたが、でもやりきったイチロー選手らしい幕切れだったかと思います。またエントリー書きたいですね。

内田篤人 悲痛と希望の3144日
内田篤人 悲痛と希望の3144日

サッカー選手の内田篤人選手の密着ドキュメンタリー本です。以前「僕は自分が見たことしか信じない」という著作で、シャルケ在籍時代のことについて書いていましたが、これはその後、ブラジルw杯での活躍後からシャルケでのリハビリ〜鹿島復帰までのことについて書いたものです。w杯後に怪我がなかなか治らず、数年まともに試合が出れなくなった後、鹿島復帰を決め怪我を抱えつつ復活していく姿はなかなか壮絶なものがあったと思います。怪我については、引退を覚悟したこともあったということで、若くして日本代表に選ばれて欧州でも活躍し、順分満帆だったキャリアかと思いましたが、怪我がありその後相当苦労したことを考えて、いや大変だなと思わずにはいられません。

絶対正義 (幻冬舎文庫)
絶対正義 (幻冬舎文庫)

最近フジテレビでドラマで放送してされていたのを見て、おもわず原作をぱっと買ってしまいました。正直あんまりだったかな・・・。ドライブレコーダーというのが安易な感じがして、もっと人の動機とか感情について書かれたほうが良かった感じがします。

今月は乱読でした。また来月。