今年の6月、四年住んだ横浜市西区から、藤沢に引っ越してきました。藤沢は実家からも近く、馴染みがある土地なので、さほど戸惑うこともなく生活をしています。
実際住んでみて思うことは、「涼しい。」ということです。
平日は東京都千代田区まで通勤していますが、実感として大分涼しい感じがします。
そこで、実際のところはどうなのか調べてみることにしました。
参考にしたデータは、気象庁の気象統計データです。
観測地点は、東京と藤沢の中でデータがあった辻堂、
比較する項目は、7月の平均気温と平均風速です。
まず、7月全体の比較。
平均気温で辻堂の方が約2℃低く、平均風速は0.5m強いという結果でした。
体感気温の算出方法は、気温(℃)をt、風速(m/s)をvとして、
ということなので、それに沿って算出すると、
東京:20.72、辻堂:18.3となりました。
また、日別のグラフは以下です。
左の軸は風速、右の軸は気温に対応しています。
主な傾向としては、
- 東京の気温が辻堂の気温を下回った日は、7/13の1日のみ。
- 東京の気温が30℃を超えている時に、辻堂の気温は高くても28℃台であり、差が大きい。
- 同様に、東京の風速が5m超えているときに、辻堂の風速は8mを超えており、差が大きい。
- 東京の気温が低い時、また風速が弱い時には、東京と辻堂の差はあまり大きくない。
結論としては、全般的に涼しく、かつ高気温時の上昇具合の低さや体感気温も低いことなど、より涼しく感じる要因があったという感じでしょうか。
冬は温暖ということなので、それに期待したいと思います。