最近買ったアナログレコード

レコード、買ってますね。以前もエントリを書いてますが、基本で聴くのは音楽配信(Google Play Music)ですが、ほんとに聴きたいものは、レコードで買って聴くというのが最近の楽しみです。

もともとアナログレコードは好きで、買い始めたのは1990年代、もう20年以上前ですね。そのころはCD全盛でしたが、近所に安くアナログレコードを買える店があって、その頃は若くてお金もなかったので、そこで安く手に入れて聴く、というふうにしてました。そのうちアナログレコードいいな、という風になって、あえてアナログ買って聴くようになりました。

自分が好きなアーティストだからか、アナログ的な質感がある方々が多いような気がしますが、レコードで聴くと非常にいい感じに思えます。ちょっとまとめてみたいと思います。画像はインスタから。

イエロー・マジック・オーケストラ

買ったのは、「ノイエ・タンツ」という企画版。YMO以外に、細野、高橋、坂本各氏のソロも入っているというものです。正直狙いは、坂本龍一さんの「Riot in Lagos」だったのですが、YMOの曲ももちろんいいですね。「Simoon」とか「Jam」とか。アナログ・シンセサイザーばりばりなので、やっばりアナログだといいです。

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細野晴臣

買ったのは「Hosono House」。「恋は桃色」が好きで、これを聴きたくて買いました。狭山の米軍ハウス時代に自宅録音したってことで、そういう雰囲気が出ていていいですよね。自宅録音時のエピソードもどこかで読んだことがありますが、夕方まで録音して、夕飯食べてその後はゆっくりしてたみたいな感じで、とてもうらやましい感じでした。

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奥田民生

民生さんも昔から好きで、アナログレコードも結構買ってます。

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奥田民生「カンタンカンタビレ」かけるよ! #奥田民生

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最近買ったのは、新作の「カンタンカンタビレ」これは録音がまさにアナログ。8TRのアナログレコーダーに宅録よろしく曲を録っていく、というスタイルで制作されました。YouTubeのチャンネルでもその様子が出てましたね。これも面白かった。

ソロではないですが、サンフジンズのも買ってました。

星野源

一躍日本でトップクラスに売れるアーティストになった星野源さん。聴き始めたのはここ数年ですかね。よくタイアップとかで耳にしてましたが、最新作「Pop Virus」が非常に良くて、愛聴してました。「Pop Virus」は特典のブルーレイでスタジオ・ライブが見れたのでCDを買ったのですが、「Pop Virus」とその前作の「Yellow Dancer」が同時にアナログ盤で発売され、持ってない「Yellow Dancer」を買いました。特典のスタジオライブで演っていた曲も入っていたので、原曲を聴くという感じだったのも良かった。

エリック・クラプトン

グラミー賞も取った名作の「Unplagged」その昔はCDレンタルしたものをカセットに落として聴いたりしてました。久々に聴きたくで買っちゃいました。曲は名曲多いので、もうクラシック的に名盤として残る作品ですね。

ノエル・ギャラガーズ・ハイフライングバーズ

元OASISのノエル兄さん。相変わらず精力的に作品出してますね。買ったのは、前作のアルバム。過去はシングル中心に買っていましたが、アルバムで聴くのもいいかなと思い買いました。

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「Ballad of the mighty I」かけるよ! #noelgallaghershighflyingbirds

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また買ってしまうと思うので、随時紹介していきます。

Amazon Primeビデオで、奥田民生「MTRY LIVE AT BUDOKAN」を見た


最近はAmazon Primeビデオを徐々に見てますが、ライブビデオがあるのはあまり知りませんでした。そこで私の好きなアーティストの奥田民生さんのライブビデオが配信されてたので見ました。
販売バージョンもありましたが、今回はレンタルにしました。3日間見れて¥350。手軽に見れるのもいいですね。
以下雑感です。

日本武道館でのライブは15年ぶりくらいらしい

MCで本人の口で言ってました。15年前というと、2003、2004年くらい。「okuda tamio LIVE E 0203 FINAL」が、2003年2月にやってるので、そこ以来ですかね。その2003年のライブには私は行ってましたが、民生さんくらいのアーティストだと、もっとやってるのかと思ってました。

MTR&Yの歴史も相当長い

途中自分ひとりでやっていたアルバムや弾き語り形式のライブセットもあるものの、バンドとしてのMTR&Yは、2005年からということで、もう14年ですね。それ以前のDr.strangelove時代の印象もそれなりにありますが、もうこの形はおなじみかと思います。最初はギターがOT一人でアンサンブル平気かなあ・・などと思ったもんですね。

ギターは相変わらずたっぷり

曲ごとにギターも持ち替えて、それも楽しめました。最近メインのES-330、以前からおなじみのレスポールスペシャル、ギター・マガジンで取り上げられていたレスポール59’をスキャナニングして再現したもの、あとは見たことない赤いES-330、とか、メロディー・メーカーとか、割と新しく手に入ったものも積極的に使っていた感じでした。ギターをたくさん持ち替えていると言っても、OTの場合はいたずらにやっているというよりも、曲に必要なサウンドとか雰囲気とかを考えて持ち替えていることがわかったので、それも含めて楽しめました。

懐かしい曲もたくさん

さすがに曲たくさんありますが、新作の「サボテン・ミュージアム」の曲以外にも、「Custom」「The standard」「御免ライダー」「イナビカリ」とか、2000年台の曲も結構やっていたのがある意味以外でした。最後は「さすらい」で大円団でしたけどね。

OTのライブももう10数年行ってないですね。落ち着いたらまた行きたいな。その前に、こういうライブビデオでフォローし続けたたいと思います。

坂本龍一さんの楽しみ方(2)

先日のエントリの続きです。

YMOとしてのアプローチ

アプローチと書きましたが、メンバーですからね。数々の名曲を作っていますが、好きなのはこれかな。

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5曲目の「Behind The Mask」。ボコーダーを使ってボーカルもしてます。以前放送されたNHKの「Schola」の中でこの曲を取り上げていて、不思議とライブで受ける訳を分析してましたが、イントロのコード進行がギターで弾きやすい平行移動できる進行だったと言っていました。耳に残るコード進行ですね。

ライブ盤として、Youtubeに上がっている下記も好きです。

キーボードプレーヤーとしてのアプローチ

YMOとしてデビュー前に、スタジオミュージシャンとして活躍されていたと聞いています。いろいろな作品に参加されていますが、特に驚いたのは、矢沢永吉さんのヒット曲「時間よ止まれ」に参加していることですね。そして、高橋幸宏さんも一緒に参加されていて、YMOの2/3ですね。

レコーディングにはYMOの坂本龍一、高橋幸宏も参加。時間よ止まれ (矢沢永吉の曲) – Wikipedia

幸宏さんはこんなことも言ってましたね。

田島 「影響力という意味では幸宏さんのドラムに憧れた人は僕らの世代にはすごく多いですよ。幸宏さんのドラムはヴォーカリストが歌いやすいドラムなんですよ」
高橋 「それは僕が歌うということが大きいでしょうね。唯一ちょっと邪魔していたなと思うのが、<時間よ止まれ>」
田島 「ええっ! 矢沢永吉さんのあの曲のドラム、幸宏さんだったんですか!?」
特集:『WORLD HAPPINESS 2012』開催記念対談 高橋幸宏×田島貴男 – CDJournal CDJ PUSH

もともと凄腕ミュージシャンだったから、いろいろなところに参加されていたのだと思います。面白い。

というように、様々なジャンルの音楽を作った坂本さん。今後の活躍にも期待したいと思います。

坂本龍一さんの楽しみ方(1)

最近エントリにも書いてますが、坂本龍一さんの音楽とか映画とかをよく聴いたり見たりしてます。
記憶にある限りで最初に聴いたのは、「戦メリ」をピアノで弾きたいなを思った子供のころかと思いますが、下記のCDを買って持ってましたね。

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「戦メリ」以外にも、「ラストエンペラー」や「子猫物語」など、見たり耳にした音楽があって、結構愛聴したのを覚えてます。

ただ、坂本さんは、活躍するジャンルが多岐に渡るため、1ジャンルを極める音楽家ではないような気がします。そこが良いところだと思いますけれども。そこで、個人的に、このジャンルがよいというところを列挙したいと思います。

クラシック、現代音楽でのアプローチ

東京芸大の作曲科卒、というバックグラウンドからも、クラシック的なアプローチの曲も多いです。ご本人が申すに、曲は降りてきちゃうところは降りてきちゃうんだよね、ということですが、それでもクラシックなアプローチで作らられた曲も多数あって、好きなものが多いです。

有名なところでは、ピアノ・ソロでいうと下記ですかね。

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それから、大ヒットした、癒し系とその当時は言われた下記とか。

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個人的には、ウラではない最初の方の方が好きですね。

それから、トリオ編成での下記。室内楽的なアプローチがいいですね。

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この5曲目の「1919」なんて、レーニンのスピーチをバックに不協和音に近いコードを鳴らす、というような、後の坂本さんでも見られるアプローチで、個人的にはかなり好きですね。

ボサノバでのアプローチ

このアルバムも買いました。最近は聴いてないけど、当時はやはり大分好きだった。

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作曲家ではドビュッシーが好きということで、ここで取り上げていたアントニオ・カルロス・ジョビンも同系につながる音楽家として、捉えていたようですね。これも端正で好きでした。

テクノ・アンビエントでのアプローチ

言わずとしれたYMOでの活躍はもとより、個人での曲でもかなり先進性をも持ったテクノよりの曲があります。

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このアルバムはYMO時代のものですが、この中で取り上げるのであればやっぱり「Riot in Logos」ですかね。再開後のYMOでも演奏してますが、こういうレベルに達した曲はなかなか出てこない気がします。

それから、アンビエント寄りだと、クリスチャン・フェネス氏とコラボした下記とか。

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それから、下記は、ニューヨークでのライブをEテレでやっているのを見ましたが、いろいろと楽器を駆使している音楽で、不思議な感じがしました。

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映画音楽でのアプローチ

これも数多くありますが、気になったのは下記かなと。

あと個人的には、先に挙げた「子猫物語」ですかね。

書いていて1エントリでは長くなったので、次回に続きます。

練習に最適な名フレーズのギターソロ4選

普段、エレキギターを弾きますが、練習がてらいろんなフレーズを弾きます。ただ、手癖みたいなのばかりだと新しいものも生まれない感じがするので、弾きやすい名フレーズを弾こうと思っていろいろと探しています。ここで、自分が気に入っていて、かつ弾きやすいギターソロを集めてみたので、紹介じゃないですが列挙してみたいと思います。

X JAPAN「Endless Rain」のギターソロ

ENDLESS_RAIN_-_X

この当時はX、今はX Japanの名バラード「Endless Rain」のソロはなかなか名フレーズだと思います。ツインギターが3度では盛りながらメロディーを奏でるのが特徴です。早いフレーズでもこのハモリはxだと結構ありますね。
サビのあと転調してこのソロに入ってくるのが、アレンジとしても感じを変えている感があってよいと思います。

Queen「Bohemian Rhapsody」のギターソロ

Bohemian_Rhapsody_-_Queen

最近、映画のおかげで人気再燃中のQueen。最も有名といえるこの曲のソロは、フレディ・マーキュリーの歌にかぶせる形で、ブライアン・メイのソロが入ってきます。フレーズとしては、まあまあ歌う感じではあるものの途中から結構ハイポジションで5連符、7連符と早めのフレーズが続き、そんなに簡単ではない感じですね。このソロのあとは、オペラ風のコーラスになるので、サビとのつなぎとしても重要なパートになっているかと思います。

The Beatles「Let It Be」のギターソロ

Let_It_BeThe Beatles _

The Beatlesの超名曲ですが、このソロもなかなか秀逸です。パートは各人複数楽器できるので曲によって違うようですが、このソロは、ジョージ・ハリスンですね。フレーズとしては、そんなに早く弾くフレーズでもなく、ディストーション聞かせながらペンタトニック・スケールで歌う感じのソロです。

これとは別録音で、確かパスト・マスターズVol.2に入っていたバージョンかと思いましたが、音色はフェイザーを聞かせてちょっと弱々しげなフレーズのソロもありますね。それもまた別の味わいがあってよいと思います。
↓この動画のソロも、このバージョンに近いやつですね。

Oasis「Live Forever」のギターソロ

Live Forever-_OASIS

90年台〜2000年台のモンスターバンドOasis。それの1stアルバムに入っていてアンセム的にライブ最終盤にやってみんなが大合唱する曲のソロも良いです。リードギターは作曲者でもあるノエル・ギャラガーですが、歌のフレーズから続いてソロが入ってくるような、速弾きとはまた違うメロディアスなソロです。フレーズは大分長めですが、その中でだんだん上の音を使うよう上行していく感じが盛り上がりと同化している感じがします。
ノエルは、ある雑誌の中で、自分のギターの腕は並だ、と発言していましたが、歌うソロを弾かせるとなかなか聞かせる感じがしてよいと思います。


と、正直有名どころのソロばっかりですが、ある意味名ソロなので、弾きつつ何かインスピレーションが生まれることを祈りたいですね。

映画「Ryuichi Sakamoto:CODA」を見た

以前から気になっていた坂本龍一さんに密着したドキュメンタリー「Ryuichi Sakamoto:CODA」を先日見ました。

公開されたのは2017年なんで去年ですが、その情報は知っていたものの単館上映みたいなかたちで展開するということで、さっと見にも行けず、配信か何かで見れないかなと待っていました。
そういうときに、確か坂本さんの公式twitterだと思いますが、Eテレで放映するということを知り、翌月だったもののばっちりto doリストに入れて録画し見ることができました。
「音楽と思索の旅を捉えたドキュメンタリー。5年間に渡る密着取材」とあるとおり、長い時間をかけての生活や過去の映像なんかも取り入れた作品でした。その間には、東日本大震災もあり、ご自身の病気もあり、いろんなことを経ているなという印象を受けました。以下、作品を見ての雑感です。

映画監督にはいろいろとひどい目にあっている

映画音楽もたくさんやってますが、語っているなかでなかなかこれはひどいな、という話もいくつかありました。
特にベルナルド・ベルトルッチ監督の逸話が語られていて、「ラスト・エンペラー」で、演技しにいったところで翌日撮影するシーンのバックの合唱曲をいきなり書かされた話とか、「シェリタリング・スカイ」で、録音しにオーケストラが待っているスタジオに着いたところ、ベルトルッチから曲すぐ直してよ、モリコーネはすぐ直してくれたよ、って言われて、オーケストラを30分待たせて慌てて直した(そしてその直したバージョンが素晴らしかったというオチ付き)とか、無茶振りもいいとこなエピソードがあって、外野から聞く分にはこれは大変だなあという感じでした。当人はもう必死だと思いますが。

クリエイターとプレイヤーのバランスを取っている感じがよい

自宅地下のスタジオで、グランドピアノでバッハを弾くシーンがある一方、YMOでその当時の先進性たるサウンドを奏でたり、新作の「async」で、なんとも形容しがたいようなテクノのような現代音楽のようなサウンドを奏でる姿があったり、いろんな面を持っているというかインプットに対してのアウトプットの幅が広いような印象を改めて受けました。
ベースはクラシックにあるというのは周知ですが、御本人の興味とか作品に表したいかたちというのが単一でなくいろんなかたちなんだろうな、ということがよく分かる作品だと思います。

原発に対する姿勢はともかく音楽家としての行動が素晴らしい

先に書いたとおり、密着期間中に東日本大震災が起こります。作中の中で、原発反対デモが起こり、坂本さん自身もデモに参加しマイクで発言などしています。私自身は原発は恒久的には維持し得ないものの、単純に反発することは現状に対する対応としては適切でないように思いますが、坂本さん自身は津波で被災したピアノを再生し、被災地でもコンサートを開き活動などをされていて、その行動には敬意を表したいと思います。
作中で、1999年に発表したオペラ「LIFE」の映像がありましたが、原発の父と呼ばれるロバート・オッペンハイマーのアリアという作品があり、以前からスタンスは変わっていない感じがしました。この作品は興味を持って見ていましたが、自分なりに消化はできていませんでした。

フィールド・レコーディング楽しそう

この作品のジャケットは、坂本さんがバケツをかぶった姿ですが、これは自宅で雨が降ってきた際に、雨粒が奏でる音をiphoneを使って録音ときにバケツをかぶった様子を撮ったものです。
これ以外に、山中に行ってそこにあるゴミを叩いてその音を録音したりするシーンもあり、単に音声素材を撮るときも何らかの姿勢を持って作品に活かす、というのは、坂本さんが表立ってやっていることかと思います。
スタジオ・DAWを使っての制作活動を捉えた映像も、もちろん興味深いんですが、その前のところにも、大いに注目したいと思いました。

読書するときにジャズを聴くのが最適

最近は、夜に意識的に読書するようにしてます。
PCに向かいながらfeedlyで更新されたエントリをチェックしながら呑む、というのが、いつもの夜の過ごし方ですが、呑みながらというのもあり、つい遅くまでだらだらエントリを見ちゃうときが多いです。それも大事ではありますが。

そして、最近は個人的に高質のインプットができてないように思ったので、どんどん本を読むようにしています。新作だったり、再読だったりいろいろですが、それでも充実した時間を過ごせてるかなと思います。
その読書する際は、音楽を聴きたいのですが、ボーカル入りの音楽だとやっぱりじゃまになってしまうので、インストメンタルのもの、特に気分的にもジャズが良いかなと思っています。
個人的にジャズは昔から好きで、同僚のジャズ好きの人とジャズの話しをしてCDを回し聴きしたり、またもっと昔はビッグバンドに所属して実際に演奏したり、ピアノでもジャズ弾いたり、とそんなに構えずともジャズに触れ合ってはいましたが、最近はあんまり聞いてませんでした。最近は音楽聴くのはもっぱらGoogle Play Musicの聴き放題ですが、ここでジャズは充実しているのでとてもいいです。最近聴いたのを幾つかピックアップしてみたいと思います。

ペリズ・スコープ|ビル・エヴァンス

ピアノのビル・エヴァンス。ワルツ・フォー・デビーなんかが超有名ですね。トリオが多くて、叙情的でやっぱり良いなと思います。この曲は和音が複雑で響きがとても良いのが好きです。いかにもジャズ的な響きという感じで。

マイルストーンズ|マイルス・デイビス

これはトランペットのマイルス・デイビスですね。5人編成のクインテットかな。この曲はテーマがやっぱりかっこいい。裏拍で入る感じがリズミカルですね。

ジャンゴ|モダン・ジャズ・カルテット

これはモダン・ジャズ・カルテット。調べたら、ジャズギタリストのジャンゴ・ラインハルトへのオマージュで作られた曲ですね。MJQはやっぱりビブラフォンが入るからいい。音色がスモーキーな感じがして、和音も単音も行けるしいい楽器だなと思います。

ドラえもんのうた|小曽根真

日本人ピアニストの小曽根真さんが弾くドラえもんのうた。もちろんジャズ・アレンジなんですが、主題だけ弾いてあとはむやみにソロとアドリブ、というものではなく、ソロもメロディックに主題に沿ったフレーズになってていいアレンジだと思います。昔は、J-WAVEで土曜21時からオーズミーツジャス、という番組やっててよく聴いてました。

ということで、再びジャズを聴き始めてます。本を再読するのも新たな発見があるもんですが、音楽も再聴すると同様に発見があるかなと思います。

テンポがゆったりとしたピアノ曲を弾いてみる

最近、クラシックのピアノ曲を弾くことがあります。

音楽活動は継続してやってるので、基本弾く楽器はギター、および打ち込み用のMIDIキーボードなんですが、家には一応電子ピアノもあるので、それも弾くこともあります。普段は弾ける曲を適当に弾く、という感じですが、前に弾いたことがあるピアノ曲の楽譜を出してみて、それを見ながら弾く、というのもなかなかいいものです。弾ける曲を適当に、というのともちがって、テンポや指使いなどを楽譜で確認しながらなので、おのずと丁寧に弾くことになり、その作業がいいですね。

弾くのはもっぱらテンポがゆったりとしたそんなに難しくない曲。ピアノ曲は難しく早い曲を弾けるのが偉い、というような風潮も一部あるかと思いますが、難しくなくゆったりとした曲を弾くというのも、ある意味味わい深く感じられていいです。当たり前ですが、メロディなどは素晴らしく、弾いていても気分がいいですね。
たまに弾いている曲を列挙したいと思います。

ベートーヴェン作「ソナタ悲愴 第2楽章」

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第2楽章は割と激しいですが、第2楽章は美しいメロディから始まり、途中盛り上がりもある展開がある曲です。正直、まだ全部弾けてないんですが、出だしのメロディを弾くだけでも、なかなかグッとくるところがありますね。

動画としては、横山幸雄さんのものを。うまいですね。

ロベルト・シューマン作「トロイメライ」

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これも有名ですね。昔、中学生くらいのときに弾いてましたが、最近久々に弾いてみてまたいい曲だなと思いました。和音が重層的になっているのが、なかなかいいですね。蛇足ですが、娘がクララ・シューマンの伝記を図書館から借りてきてて、シューマンってトロイメライ作った人か?と思ったら、クララさんはロベルトさんの妻ですね。音楽家夫婦だったのか。

動画としては、フジコヘミングさんのものを。

J.S.バッハ作「メヌエット ト短調」

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曲としてはかなり短いものの、昔から好きな曲ですね。ピアノ編曲バージョンで弾くと、両手のコンビネーションなど、これは対位法かなと思いますが、いいなーと思います。

簡単な曲だからか、プロの人が弾いているのはすぐ見つからず割愛します。

J.S.バッハ作「ゴルトベルク変奏曲 第一変奏」

これは、グレン・グールドさんの演奏をCDで聞いて、すばらしいアリアだなと思ってたまに聞いてました。wikiによると、まさにグールドさんが見出した曲であるということ。確かに、難易度としてはもっとプロ向きのものもたくさんあるように思いますが、変奏曲全体として聴くと、やはり唸らざるをえないところはありますよね。

動画はもちろんグールドさんによるもの。1981年ということで、晩年の演奏かな。

チャイコフスキー作「白鳥の湖」

これはまだ弾いてない曲ですが、弾いてみたい曲。全音で難易度Cなので、挑戦してみたいです。

動画は、XJAPANのYOSHIKIさんのもの。正直、プロのピアニストが弾いた方がうまいのはもっとあると思いますが、この演奏はかなり好きですね。なんか、シンガーソングライターのピアノ弾き語りを聞いているような、ちょっと感じが違う実直なピアノのようなkがします。当たり前ですが、素人よりはうまいですが、やっぱり思春期にYOSHIKIさんのピアノに影響をうけたものとしては、これは外せない。

ドビュッシー作「アラベスク」など、他にもありますが、とりあえずこの4曲としました。うーむ、やはり良い曲は素晴らしい、という結論ですね。

「Noel Gallagher’s High Flying Birds」を聴く

最近はNoel Gallagher’s High Flying Birdsをよく聞いています。

元は言わずと知れたオアシスのギタリストですが、ソロになってからはギターボーカルという立ち位置ですね。オアシス時代はバンドサウンドでしたが、このバンドではよりメローな歌を重視した曲が多いような気がします。しかし、どちらにしろ素晴らしいです。

結構精力的に活動されていて、数年置きにアルバムもリリースしてます。今のところ最新作のアルバムはかなりいい感じですね。

そして、最近はlpも買ってます。シングルというかspですが。音的に、レコード聞いても違和感ないサウンドです。
買ったのはこの3作。
2016-11-13-21-02-38

一番左は、「the dying of the light」 ミディアムテンポでメロウなサウンドですが、いいですね。真ん中は「lock all the doors」 これは王道のロックチューン。個人的にはOasisの「Step Out」な感じにも似てなくもないかなと。右は「ballad of the mighty i」 正直題名の意味もよく分かりかねるのですが、ノエルさん曰くディスコというかダンス調ということです。16分でハイハットが鳴るのがそうなのかな?

Dying Of The Light [7 inch Analog]
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Lock All the Doors [7 inch Analog]
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Ballad Of The Mighty I (Limited Edition 7inch Single) [7 inch Analog]
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それから、ノエルギャラガーさんは、最近はファッションも注目されているようですね。このようなまとめがありました。確かにシンプルで何気ないけども、イギリス人らしいファッションでいいですね。

ノエル・ギャラガーの渋コーデがやりすぎなくてかっこいい!

これからも、ノエルさんには要注目!でいきたいと思います。

Google Play Musicにない曲をアップロードしてみる

2015-11-23 13:54:51 +00001

毎日使っているGoogle Play Musicですが、もちろんサービスにない曲もあります。そういうときは、「音楽をアップロード」というところから、手持ちの曲をサーバにあげて、元々サービスにある曲と同じように聴くことができます。

調べると、上限は50,000曲ということ。元々itunesでよく買ったりアップロードしていたので、AACファイルの曲データはふんだんにあります。暇を見つけてこれらをアップロードしてます。

Google Play Musicでは、知らなかった曲なんかをラジオで耳にして聞けるのもいいところですが、やっぱりお気に入りの曲がないのも寂しいです。なので、自分のライブラリを充実させるべく、たまにはあげていこうと思うわけです。

こういう風にサーバにあげた曲で、アップ数が多いものはやっぱり何らかサービスに入れるべく働きかけていくんでしょうか。まさか、そのへん全然集計して活用することはなく行くようには思えませんので、何らかやっていくのだと思いますけども。

ともかく、いくら上げても何かが重くならなくていいですね。Google Play Musicは今後も続けていくべくと思っています。