2016年11月に読んだ本まとめ

まずは紙の本から

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この国を出よ [ 大前研一 ]
価格:534円(税込、送料無料) (2016/12/11時点)

大前研一さんとユニクロ創業者の柳井さんの共著。図書館で借りました。刊行は数年前だと思いますが、実績を残している両氏だから、説得力があるということですね。額面通りに日本だめというのではなく、あくまで叱咤激励していると捉えたいものです。

続いて電子書籍。

10年後、生き残る理系の条件
10年後、生き残る理系の条件

中央大学教授の竹内さんの著作。元は半導体関連のエンジニアですが、キャリアについても積極的に発信されているので、いろいろとフォローしていました。理系のキャリアについて考えを述べられていて、文系力をつけるなど、掛け算的に考えるのが必要ということですが、どちらかというと、逆に文系の人が理系の分野について考える方が大事かなと思いました。理系の人がそこまでやっていて、文系の人はそのままでいいということも当然ありませんので。

新版 リスティング広告 成功の法則
新版 リスティング広告 成功の法則

リスティング広告専門のコンサルティング会社「アナグラム」代表の阿部さんの著作。業務でWebマーケティングをやっているのですが、自分の知識に偏りと欠損があるなと感じたので、復習するために読んでみました。これも刊行は数年前で、細かいところは仕様が変わっているところもありますが、基本の部分は押さえておかないと行けない部分ばかりです。どのようなことでも、基本をおろそかにしてはだめで、たまにはちゃんと立ち返らなければいけないなという思いを新たにしました。

自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方
自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方

ブロガーのちきりんさんの新作。今回は生産性について考えています。生産性とは、明確なアウトプットがあるものに対してだけ、考えるものかと思っていましたが、身近な部分でも、そのように考える必要があるということが書かれていて、なるほどと思いました。やはり時間というのは大事なリソースで、そこを無駄にしてしまっている部分はあるかと思うので、ちゃんと抑えておきたいですね。

2016年10月に読んだ本まとめ

今月はいずれも電子書籍です。

レキシントンの幽霊 (文春文庫)
レキシントンの幽霊 (文春文庫)

パン屋再襲撃 (文春文庫)
パン屋再襲撃 (文春文庫)

両方共に、村上春樹さんの短編集です。村上さんの短編集は、基本好きなのも多く、電子書籍化を待ってましたが、徐々に進んでいるようです。電車の中で読むには、短編小説ってなかなかいいですが、味わい深いものはどうなのか、という点では、やはり村上さんのものは素晴らしいです。個人的には、「トニー滝谷」「ファミリー・アフェア」がいいですね。

確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力 (角川書店単行本)
確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力 (角川書店単行本)

正直言うと、これは買ったまま少し読んだだけです。Line株式会社の執行役員の田端さんが勧めていたので、買ってみた本です。こういうマーケティング本は、読むと刺激を受け新たな考え方に気付かされるところがいいと思うので、早めに読みたいです。

新・リーダー論 大格差時代のインテリジェンス (文春新書)
新・リーダー論 大格差時代のインテリジェンス (文春新書)

池上彰さんと佐藤優さんの共著。過去も2冊ほど共著されてますが、いずれも読んでいいなあと思っています。リーダー論ということで、個人にフォーカスしている点がありますが、マス的に世の中を見ていた過去の共著と比べると、よりミクロな視点で考察されていてよいと思いました。

2016年9月に読んだ本まとめ

まずは紙の本から。

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使える地政学 [ 佐藤優 ]
価格:820円(税込、送料無料) (2016/10/15時点)

佐藤優さんの新書。現代の社会情勢を地政学に絡めて解説しているのが特徴です。特に、中東やトルコ、中央アジアなど、今イスラム国絡みでいろいろあるところの解説が良かったですね。

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BRUTUS (ブルータス) 2016年 10/15号 [雑誌]
価格:650円(税込、送料無料) (2016/10/15時点)

ブルータスの街の中華屋を特集でした。ブルータスのグルメ関連の特集は結構好きで、今までもいろいろと買ったりしてるんですが、これもなかなか良かった。美味しい中華屋をただ紹介するのではなく、池波正太郎さんが通った店のストーリーであったり、いろんな料理の切り口で紹介したりしてるのがよかったです。正にブルータス的というか、こういうのはWebでうまく作るのは難しいので、これぞ雑誌という感じで今度もあるといいなと思います。

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芸能人はなぜ干されるのか?増補新版 [ 星野陽平 ]
価格:1998円(税込、送料無料) (2016/10/15時点)

本当はKindleで買ったのですが、何故か電子書籍バージョンが終了していたため、紙の本のリンクとしてます。芸能界の干され具合をきちんとした取材に基づいて書いた本。文春砲の影響で、いろいろと世間は騒いでますが、真相はいろいろだということですね。

続いて電子書籍。

東京タラレバ娘(6) (Kissコミックス)
東京タラレバ娘(6) (Kissコミックス)

東京タラレバ娘の新作。Twitterなどで話題となり、出たら買っちゃう感じになってます。感想としてはなんともいいようがないですが、みんな頑張って生活作ろうぜという感じですね。

2016年8月に読んだ本まとめ




今月はいずれも紙の本ですね。

カラー版 地図と愉しむ東京歴史散歩 地形篇 (中公新書)
カラー版 地図と愉しむ東京歴史散歩 地形篇 (中公新書)

地図に関する新書。いくつか同時に編が出てましたが、地形編を買いました。今は港区勤務ですが、そのあたりのことも書かれていて面白かったですね。

新版 総理の値打ち (新潮新書)
新版 総理の値打ち (新潮新書)

福田和也さんの著作。10年くらいまえだったか、歴代総理を格付けした本を出してましたが、それの現在までのを追記したバージョンですね。民主党政権はどうだったのか?というのが気になったところですが、まあやはりという感じでした。

(010)格付けしあう女たち (ポプラ新書)
(010)格付けしあう女たち (ポプラ新書)

これは図書館で借りた本でしたが、婚活をテーマにした著作が多いライターの白河桃子さんの著作です。立ち読みして気になったので借りましたが、なかなか。




2016年6月、7月に読んだ本まとめ




まずは紙の本から。

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未到 奇跡の一年 [ 岡崎慎司 ]
価格:842円(税込、送料無料) (2016/8/3時点)

 

サッカー日本代表の岡崎慎司選手の著作。私が好きなサッカー選手本です。今年プレミアリーグのレスターに移籍しましたが、いきなりまさかの優勝を果たしてその後について書いた本でした。ドイツで実績を残し、イングランドでも優勝しましたが、本人としては全然満足していない様なのがすごい。今年もやってくれそうと期待できます。岡崎選手の本は、何冊か買いましたが、実直な本人のキャラクターもあって、どれもよい本になっているように思います。

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地図と愉しむ東京歴史散歩(地形篇) [ 竹内正浩 ]
価格:1080円(税込、送料無料) (2016/8/4時点)

 

東京の地形について考察した新書。図解付きでちょっと高かったのですが、面白そうなので買ってしまいました。地形と昔のまちづくりの関連が分かってよいですね。正にブラタモリの世界ですが、そういえばタモリさんも、東京は以外と高低差があることに気づいて、それが坂を研究しようと思うきっかけになったと言っていましたね。

続いて電子書籍。

羊をめぐる冒険
羊をめぐる冒険

村上春樹さんの初期の作品が何作か配信されていたので、まずはこれを買いました。しばらく読んでなかった気もしますが、よく読むと初期らしさバッチリの作品ですね。食べ物の描写がいちいち美味しそうでいいです。個人的には、「ダンス・ダンス・ダンス」を読みたいなと思います。

運用型広告 プロの思考回路 AdWords/Yahoo!/Facebook広告の効果を最大化するベストプラクティス (Web Professional Books)
運用型広告 プロの思考回路 AdWords/Yahoo!/Facebook広告の効果を最大化するベストプラクティス (Web Professional Books)

これは仕事関連の本。運用型広告の本です。以前、このシリーズのリスティング広告版を紙の本で買いましたが、前職で運用に行き詰まった時に読んだりしてました。それから時は経ち、いろいろな運用型広告があるのでまた読んでみたいと思い、買いました。あくまでケーススタディとして書かれているのがいいですね。

恋愛障害~どうして「普通」に愛されないのか?~ (光文社新書)
恋愛障害~どうして「普通」に愛されないのか?~ (光文社新書)

ブロガーのトイアンナさんの新作。主に女性向けなのか、エッセイです。ブログも読んでますが、本質を捉えて言語化するのが非常に上手いように思います。本になると、よりじっくりと考察する感じなので、それもまたテイストが変わっていいですね。

今月もこの辺で。




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2016年5月に読んだ本まとめ

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電子書籍です。

オクテ女子のための恋愛基礎講座 (幻冬舎文庫)
オクテ女子のための恋愛基礎講座 (幻冬舎文庫)

恋愛本ですが、最近結婚にまつわる社会学な感じの本を読み漁っているので、その一環で買いました。著者の方は、twitterやはてブなどで名前を見かけることが多く、結構いろいろと考察されている方かなと思っていました。女性側からの視点は面白く、かつ俯瞰的に分析されているのがいいですね。

東京タラレバ娘(5) (Kissコミックス)
東京タラレバ娘(5) (Kissコミックス)

以前も買った東京タラレバ娘の新刊。新刊が出たのはtwitter界隈では結構もりあがっていて、またえげつないというような感じでしたが、前のと同様にこれも結婚に関する社会学的考察の一環として買いました。最近の20代は、この本の中にある「あと数年は遊んでても大丈夫。今結婚したらもったいない」というような感覚は持っていないのでは?という考察がはてブに上がってましたが、若手と接してても早め早めに行動しないと結婚するのは大変になる、という感覚を持っているように思いました。ということでは、感覚は違いますかね。

言ってはいけない―残酷すぎる真実―(新潮新書)
言ってはいけない―残酷すぎる真実―(新潮新書)

以前からよく買っていた橘玲さんの新作。これもソーシャル界隈で出版されていたのを知りました。方向としては、氏の身も蓋もない考察がメインでしたが、遺伝にまつわるところなどはタブーに切り込む感じで良かったです。感覚に頼るのではなく、考察を事実重視で分析する、というのが大事ですね。

火の粉
火の粉

久々の小説。たまたまつけたテレビでやっていたドラマが面白そうで、その原作がこれと知って買いました。狂気に満ちた人間の本性がだんだん出てくるというのは、サイコスリラーぽいですが、もっと犯人の心の振れみたいのが詳細に描かれていると良かったかなと思いました。

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2016年3、4月に読んだ本まとめ

まずは紙の本から。

Googleタグマネージャに関する本。以前は、業務でGoogleタグマネージャを自分で導入して使っていましたが、いまいち使いこなせてない感がありました。現在は、Yahoo!タグマネージャを使っていますが、このサイト含めて自分のサイトで使ってみようと思いたち、本格的に知ろうと思い買ってみました。Googleタグマネージャに関する書籍はこれだけのような気がしますが、とてもわかりやすいと思います。

うるうのもり [ 小林賢太郎 ]
価格:1728円(税込、送料無料)

ラーメンズの小林賢太郎さんが書いた絵本というか児童書。ファンの知人から教えてもらって、中身は確かめず興味だけで買ってみました。我が家には絵本や児童書はたくさんあるのですが、この本はそれらのどの本とも違って、設定は少しひねっているものの子供にも分かりにくいと感じさせるまではひねらない、というよな、コバケンらしさが溢れている本となっています。7歳の娘も面白いといっていて、大人も子供も楽しめる本だと思います。しかし、画も描けてストーリーも作れるという、すさまじい才能を感じさせる本ですね。

すっかり小林賢太郎さんづいていますが、これも氏の著作。いままでの著作のシナリオ集やマンガとは違って、創作についての考えをまとめた本です。単純にいってエッセイですが、これがなかなか含蓄深い。ビジネスマンの自己啓発書とは違って、完全なクリエイターの考えですが思考の型があって、それをもとにものを作っていくというフレームに触れられる感じがします。文章も端正でいいですね。

最速でおしゃれに見せる方法 [ MB ]
価格:1512円(税込、送料無料)

スタイリストのMB氏がスタイリングについて書いたほんです。洋服がすごく好きっていうのでもないのですが、組み合わせるという意味でのスタイリングには興味があります。MBさんが言うカジュアルとドレスのバランス、というフレームワークには納得感があっていい感じです。

続いて電子書籍。

俺はまだ本気出してないだけ(1) (IKKI COMIX)
俺はまだ本気出してないだけ(1) (IKKI COMIX)

俺はまだ本気出してないだけ(2) (IKKI COMIX)
俺はまだ本気出してないだけ(2) (IKKI COMIX)

俺はまだ本気出してないだけ(3) (IKKI COMIX)
俺はまだ本気出してないだけ(3) (IKKI COMIX)

俺はまだ本気出してないだけ(4) (IKKI COMIX)
俺はまだ本気出してないだけ(4) (IKKI COMIX)

俺はまだ本気出してないだけ(5) (IKKI COMIX)
俺はまだ本気出してないだけ(5) (IKKI COMIX)

マンガです。個人的にマンガには疎いので、積極的に情報を仕入れるのではないのですが、これはどこかの記事で目にしました。キャリア的なものだったかな。娘もいる漫画家志望の40代男性のドタバタ生活の顛末を描いたものですが、家族愛が描かれていることもあり、楽しく読めました。

er-トイアンナの素顔 大人気ブロガーが教える“愛とキャリア”のお話 (eロマンス新書)
er-トイアンナの素顔 大人気ブロガーが教える“愛とキャリア”のお話 (eロマンス新書)

ブロガーのトイアンナさんの著作。気がついたら、以前にも電子書籍で買ってました。今回のは、ブログのエッセイをまとめたもので、そのブログは毎回エントリを読んでいたものでしたが、書籍となっても楽しく読めました。文体を少し変えたかという気もしましたが。この方はブログもよく更新されていますが、毎回本質を捉えて言語化する能力がずば抜けているように思います。

2015年11月に読んだ本まとめ

まずは紙の本から。

Yellow Magic Orchestra
Yellow Magic Orchestra

YMOの3方のインタビューをまとめた本。以前図書館で借りて面白くて、買いました。なかなか聞けない裏話が満載で面白いですね。

ついで電子書籍。

陽だまりの樹 1
陽だまりの樹 1


まずは、手塚作品のマンガ。以前から気になってた幕末の話ですが、長いので途中まで読んでる感じです。ストーリーの込入り具合がいいので期待したいですね。

恋愛しない若者たち コンビニ化する性とコスパ化する結婚 (ディスカヴァー携書)
恋愛しない若者たち コンビニ化する性とコスパ化する結婚 (ディスカヴァー携書)

恋愛や結婚を社会学の観点で考察した本。若者の生態を探ったものですが、なかなか興味深い考察が多かったです。

イニシエーション・ラブ (文春文庫)
イニシエーション・ラブ (文春文庫)


映画化もされた話題の小説を買ってみました。最後の2行で全然違ったストーリーになる、という触れ込みでしたが、まあその通りでした。レビューはあんまり評価が良くない感じでしたが、なんだったのでしょうか。

十角館の殺人〈新装改訂版〉 「館」シリーズ (講談社文庫)
十角館の殺人〈新装改訂版〉 「館」シリーズ (講談社文庫)


推理小説にはまりつつあり、話題のものを探して買ってみました。ただ、評判ほどは面白く感じなかったかな…。まあそれは感想ですが。

ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集 電子特別版 (文春e-book)
ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集 電子特別版 (文春e-book)


村上春樹さんの新作。紀行文集ということで、以前から出ていた紀行文で言ったところを再訪するものが多かったです。以前よく読んでいたものがあったので、それと比較しておもしろかったですね。

独身OLのすべて(1) (モーニングコミックス)
独身OLのすべて(1) (モーニングコミックス)

面白い漫画ですね。たまにはてブで話題になるのを読むだけでしたが、初めて買ってみました。初期なので少しテイストが違うところもありますが、いいですね。

<40男>はなぜ嫌われるか (イースト新書)
<40男>はなぜ嫌われるか (イースト新書)

本屋でこの方の著書を見かけて、電子書籍で買ってみました。自分ももうその年代になっているので、なかなか身につまされるところがありますね。

意味がなければスイングはない (文春文庫)
意味がなければスイングはない (文春文庫)

以前出ていた本の電子書籍になったので、買ってみました。村上春樹さんの音楽評論ですね。この本で、ウディー・ガスリーとか、シドニー・ウォルトンなどについて知りました。

やがて哀しき外国語 (講談社文庫)
やがて哀しき外国語 (講談社文庫)

これも電子書籍化したので買ってみました。背景が90年代ですが、20年ほど前ということで、その時代の違いがすごいなあと思います。

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2015年10月に読んだ本まとめ

まずは紙の本から。

池上彰さんと佐藤優さんの共著の新書。佐藤さんの著作で、少し前に世界史関連の新書が出てましたが、それに続く感じの内容。主に現代に繋がる視点で世界史を考察しているのが勉強になります。

これは、プロ野球の巨人が宿泊しているホテルの料理長だった方の著作。いろいろな選手とのエピソードとともに料理やレシピを紹介するという体ですが、とても面白いです。私は、サッカーなどスポーツ選手の食に関する本とかWebの記事がとてもすきなんですが、この本も、野球選手がどのようなことを考えて、いろんな料理を食べていたのかが分かっていいです。

続いて電子書籍。
ブラック・ジャック創作秘話 ~手塚治虫の仕事場から~ (少年チャンピオン・コミックス)
ブラック・ジャック創作秘話 ~手塚治虫の仕事場から~ (少年チャンピオン・コミックス)

これはマンガです。手塚治虫氏のマンガへの取り組みや仕事の仕方などを、当事者のインタビューを基に書いた本。以前どこかのWebの記事で、この本が引用されていて画は見たことがありましたが、単行本となっているのは知らず気づいて買ってみました。とても面白いですね。ある意味ノンフィクションなんですが、マンガなれではのデフォルメされているところもあったりして、大分楽しめました。5冊組で全部買ったんですが、今度別エントリで感想など書きたいと思います。

男がつらいよ (中経出版)
男がつらいよ (中経出版)

男性学、というのを提唱されている方の本。本屋で別のタイトルの著作を見て、Kindleにあるものを買いました。男性の辛いと考える点を、あくまで社会学の観点から書いた本。よかったですね。

英国一家、日本を食べる 亜紀書房翻訳ノンフィクション
英国一家、日本を食べる 亜紀書房翻訳ノンフィクション

日本食にまつわるノンフィクション。英国人の一家が日本を食べあるきした記録についての著作です。ちょっと前に話題になっていて、電子版が出た段階で買いましたが、スマスマを見学した時の件などは面白いですね。

空気の底
空気の底

これも手塚作品です。セールの時に買った気がしましたが、短編もいいですよね。

2015年8月、9月に読んだ本まとめ

まずは紙の本から

村上春樹さんの新作エッセイ。発売前から、紀伊国屋が大半を買い占めて卸に下ろすということで話題になっていました。本は、外出先に五反田で何店か書店を回って買いました。
内容としては、小説家は参入してくる人を拒まないという意味で、非常に寛容な人たちですというところが印象に残りました。いつものおもしろエッセイとは違い、自分のことを踏まえて丁寧に書いている印象でしたが、やっぱり楽しんで読めました。読んでみて、世のノーベル賞の狂騒なんかは、ご本人にとっては全く関係のないこと、として捉えているのではないかと思います。

続いて電子書籍。

走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)
走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)

こちらも、昔出た村上春樹さんのエッセイ。紙の本でも持ってますが、電子版も出たので買ってみました。村上作品でちゃんと本担っているものがKindleに出ているのはこれだけのような気がしますが、是非もっと展開してもらいたいところです。

すべての男は消耗品である。VOL.1~VOL.13: 1984年8月~2013年9月 連載30周年記念・完全版
すべての男は消耗品である。VOL.1~VOL.13: 1984年8月~2013年9月 連載30周年記念・完全版

こちらは村上龍さんのエッセイ集。昔のをまとめた本ですが、すごいボリュームです。それでもかさばらないのは電子だからですね。
内容は、昔はそれなりに読んでいたシリーズだったんですが、今読むとあまりおもしろくないように思い、途中で読むのをやめてしまいました。いたしかたないかな。

新装版 ハゲタカ(上) (講談社文庫)
新装版 ハゲタカ(上) (講談社文庫)

新装版 ハゲタカ(下) (講談社文庫)
新装版 ハゲタカ(下) (講談社文庫)

以前NHKでやっていたドラマの原作本。思わず懐かしくなって買いました。ドラマの内容を思い出しながら読みましたが、大分違ってました。これともう1冊別の本を参照してドラマにしたということなので、違って当たり前でしたが。