練習に最適な名フレーズのギターソロ4選

普段、エレキギターを弾きますが、練習がてらいろんなフレーズを弾きます。ただ、手癖みたいなのばかりだと新しいものも生まれない感じがするので、弾きやすい名フレーズを弾こうと思っていろいろと探しています。ここで、自分が気に入っていて、かつ弾きやすいギターソロを集めてみたので、紹介じゃないですが列挙してみたいと思います。

X JAPAN「Endless Rain」のギターソロ

ENDLESS_RAIN_-_X

この当時はX、今はX Japanの名バラード「Endless Rain」のソロはなかなか名フレーズだと思います。ツインギターが3度では盛りながらメロディーを奏でるのが特徴です。早いフレーズでもこのハモリはxだと結構ありますね。
サビのあと転調してこのソロに入ってくるのが、アレンジとしても感じを変えている感があってよいと思います。

Queen「Bohemian Rhapsody」のギターソロ

Bohemian_Rhapsody_-_Queen

最近、映画のおかげで人気再燃中のQueen。最も有名といえるこの曲のソロは、フレディ・マーキュリーの歌にかぶせる形で、ブライアン・メイのソロが入ってきます。フレーズとしては、まあまあ歌う感じではあるものの途中から結構ハイポジションで5連符、7連符と早めのフレーズが続き、そんなに簡単ではない感じですね。このソロのあとは、オペラ風のコーラスになるので、サビとのつなぎとしても重要なパートになっているかと思います。

The Beatles「Let It Be」のギターソロ

Let_It_BeThe Beatles _

The Beatlesの超名曲ですが、このソロもなかなか秀逸です。パートは各人複数楽器できるので曲によって違うようですが、このソロは、ジョージ・ハリスンですね。フレーズとしては、そんなに早く弾くフレーズでもなく、ディストーション聞かせながらペンタトニック・スケールで歌う感じのソロです。

これとは別録音で、確かパスト・マスターズVol.2に入っていたバージョンかと思いましたが、音色はフェイザーを聞かせてちょっと弱々しげなフレーズのソロもありますね。それもまた別の味わいがあってよいと思います。
↓この動画のソロも、このバージョンに近いやつですね。

Oasis「Live Forever」のギターソロ

Live Forever-_OASIS

90年台〜2000年台のモンスターバンドOasis。それの1stアルバムに入っていてアンセム的にライブ最終盤にやってみんなが大合唱する曲のソロも良いです。リードギターは作曲者でもあるノエル・ギャラガーですが、歌のフレーズから続いてソロが入ってくるような、速弾きとはまた違うメロディアスなソロです。フレーズは大分長めですが、その中でだんだん上の音を使うよう上行していく感じが盛り上がりと同化している感じがします。
ノエルは、ある雑誌の中で、自分のギターの腕は並だ、と発言していましたが、歌うソロを弾かせるとなかなか聞かせる感じがしてよいと思います。


と、正直有名どころのソロばっかりですが、ある意味名ソロなので、弾きつつ何かインスピレーションが生まれることを祈りたいですね。

独習の大切さについて

独習、と書いてなんのこっちゃ、というところもありますが、クリエイティブなものを生み出す人ほど、過去のものをたどったうえで自分の創作に活かそうとする、という姿勢があるように思います。
私もかくありたい、と思うところもあり、具体例をまとめてみたいと思います。

手塚治虫さんの場合

ブラック・ジャック創作秘話 ~手塚治虫の仕事場から~ (少年チャンピオン・コミックス)
ブラック・ジャック創作秘話 ~手塚治虫の仕事場から~ (少年チャンピオン・コミックス)

以前読んだ「ブラックジャック創作秘話」の中で、作品制作中の手塚さんが、おもむろに作業場がから降りてきて、ディズニーのバンビをトレースする、というシーンがありました。これは同じバンビをトレースすることで、自分の調子を図っているということでした。
手塚さんレベルだと完全に大家ですが、そのような方でもこういう地道なことをしていたんですね。

坂本龍一さんの場合


以前もエントリを書いた坂本龍一さんの密着ドキュメンタリーの映画「CODA」の中で、バッハのアリアを弾いているシーンが何度もありました。元はクラシックだというところでバッハは身近にあるものだったということかと思いますが、その他自分で作った曲をこれは僕のコラールと述べているシーンあったりして、ベースとなるところから様々ジャンルを広げていっているということがわかる作品でした。

ピーター・ゼルキンの場合

意味がなければスイングはない (文春文庫)
意味がなければスイングはない (文春文庫)

村上春樹さんの音楽に関する本「意味がなければスイングはない」の中で、同じポーランドのピアニスト、ルービンシュタインとゼルキンについて書いている章がありました。天才肌のルービンシュタインに対して地道に努力するゼルキン、という構図となっていましたが、あるコンクールの練習前の宿泊先でのゼルキンの練習の様子で、傍から聞いていた人が、単純な練習曲をゆっくりと早朝から弾いている人がいてまさかコンクールの出場者ではないだろうと思っていたら、だんだんと速度が早くなっていて実はそれがゼルキンだった、という話がありました。ピアノなんてそういう要素が強いですね。
定番の練習曲のハノンも、有名ピアニストが毎日やっているという触れ込みが広まってますしね。

エリック・カントナの場合

ものはないですが、10数年前のスポーツグラフィックnumberのイングランド特集で、マンチェスターユナイテッド所属時のエリック・カントナについて、練習終了後の居残り練習で、基本的なパス練習やシュート練習を何度も何度も繰り返していた、という記述がありとても印象に残ってます。イングランドの冬はとても寒いのでみんな先に帰っていたところを、フランスから来たカントナが居残り練習でスキルを磨き、それを見ていたマンU生え抜きの若手(それこそギグスとかベッカムとかスコールズとかですね)が見習って同じように練習してその後の繁栄を気づいた、ということになってます。
サッカー選手だと同じようにしている選手は今でもたくさんいますが、その後の栄光の礎となった点が大きいと思います。

ちょっと思いついたところを列挙してみました。これらを見てただ決意を新たにするだけではなく、実践したいですね。

Facebookをいかに使っていくか

SNSのFacebook、私もアカウントを持っていますが、最近自分が投稿することが大分少なくなってきたように思います。自分の2018年の投稿数は11、しかも年の後半になって少なくなってきている)

全体の動向としても、成長が頭打ちになり、ユーザの高年齢化により若年層の利用が減少しているという傾向にあるようです。

Facebookで絡んでくる老人世代がウザい | 日刊SPA!
FBはおじさんばかり? 日本法人代表「違和感ある」:朝日新聞デジタル
勢い増す「LINE」と「Instagram」、頭打ちの「Facebook」と「ニコニコ動画」 | ハフポスト

そこで、Facebookの立ち位置、そしてどう使っていけばよいかを考えたいと思います。

他のSNS、アウトプットメディアとの比較

ここでは、私がよく使うSNSやアウトプットメディアとの比較をしてみたいと思います。

  • line:クローズド/1対1(およびN対N)/フロー型
  • twitter/instagram:オープン/1対N/フロー型
  • blog:オープン/1対他1/ストック型
  • facebook:クローズド/1対他/ストック型
  • 雑な分析とも言えますが、Facebook以外のSNSは、クローズドの場合は基本1対1の関係性の中でフローのコンテンツ、オープンの場合は1対Nの完成形でフロー型のコンテンツ、基本会話や雑多なアウトプットをフロー的に消費していくような立ち位置かと思います。
    逆に、ブログではこれは検索エンジン経由でコンテンツを広めるのが基本だと思いますが、オープンで1対Nの関係で、ストック型のコンテンツとなります。

    私の場合とも言えますが、Facebookはクローズドであるものの1対Nの関係性で、ある程度遡れるようなストック型のコンテンツを出していく性質のものかと思います。たまにテキストなどtwitter的にフロー型のコンテツをつぶやく方もいますが、そこまで多数ではないかと思います。
    ここで思うのは、このFacebookのフォロワーというクローズの関係性の中で、1対Nで出していくコンテンツがあんまりなく、では別にポストしなくてもいいか、という気になることかと思います。

    ではどうしたらいいか

    友達を増やす

    クローズドということで、あくまで自分の関係性の中での関わりということになりますが、ここの人数を増やし拡散させる母数を増やす、というのが考えうる第一の戦略かと思います。クローズドといえども、リーチできる数が増えることになりますし。ただ、別に増える関係性って特にひろがらないんだよな…

    フロー型/ストック型のコンテンツを使い分ける

    端的に言って、フロー型のコンテンツのポストを増やし、かつストック型のコンテンツも適度に取り入れていくということですね。先日友人の転職についてのポストを目にして、へぇ~そこに転職するのかと思ったことがありましたが、そのあたりは後に振り返って見るようにすることもあり、ストック型のコンテンツとして機能している例かと思います。

    自分がメディアとなれるように個を確立する

    簡単に何言ってるんだというところですが、著名人のアカウントだと先に述べた友達以外にフォローする人も多数出て、そうすると自分のメディアとして使えるようになります。そうすると、クローズドからオープンになっていくイメージですね。サイトとどう差別化する、という課題は出てきますが、そのように使うのも一つかと思います。

    ざっと列記しました。自分がSNS/メディアをどう使っていくか、頻度から考えて考えを整理した程度ですが、何であれ意識して使っていくのと、漠然と使う/やめちゃう、というのでは雲泥の差が出てくるように思うので、そこは突き詰めて考えたいと思います。

    2018年12月に読んだ本まとめ

    まずは紙の本から。今月は紙の本を割と多く買っていました。

    アメリカ音楽についての新書。ブルースだとかソウルだとかジャズなどを、ジャンルごとに時系列にならべ概論的に著した本です。自分の好きなジャンル、例えばジャズであるとかロックであるとかはなんとなく知ってはいましたが、あまり詳しくないジャンルについてはなかなか取っ掛かりがなく、聞いたことのある人をなんとなく聞いてみる、みたいな感じでしか触れられなかったですが、このように全体から時系列的に説明されていると、理解が早くていいいですね。Google Play Musicを契約していますが、それに入っているアーティストだったらすぐ聴けるので、本を読みながらいろいろと曲を紐解いてみたりしていました。

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    社会学者の田中俊之さんと芸人の山田ルイ53世さんの共著。田中さんは男性学という名で社会学者として活躍されていますが、何者にもなれないというところにフォーカスして論じているのが興味深かったです。山田ルイ53世さんも、髭男爵で一世を風靡したもののその後はいろいろとあったということで、両名とも実体験に基づいて考察されていたのがなかなか良かったように思います。

    これは、サッカーの戦術本です。W杯以降、サッカーの戦術についてちょっとはまり、いろいろと本を読んでいるんですが、これはFootballistaという雑誌で連載されていたレナート・バルディさんという実際にイタリアのサッカークラブでコーチをしている方の分析などを元に構成されています。現マンチェスター・シティ監督のグアルディオラ監督の戦術など、高度に発達している戦術について詳細に解説されていて、とても勉強になります。

    続いて電子書籍
    翻訳夜話 (文春新書)
    翻訳夜話 (文春新書)

    村上春樹さんの翻訳についての新書。刊行されたのは2000年ということで、その時紙の本で買って手放していしまいましたが、ちょっとなんか読みたいなというときに目について、さっと買いました。共著まで行きませんが本職の翻訳家の柴田元幸さんとの対談も収められていますが、同じ英文を両名が翻訳してみて、その違いを見る、という箇所で、だいぶ翻訳された感じが違うなというところが印象に残ってます。

    昭和の怪物 七つの謎 (講談社現代新書)
    昭和の怪物 七つの謎 (講談社現代新書)

    評論家の保阪正康さんの新書。第二次大戦時の日本軍の重鎮たちにフォーカスしたものです。個人的には、瀬島龍三氏に関する記述に興味を持って買いましたが、インタビューの内容など1次情報に手を入れて、それが官僚にありがちな行動だ、と結んでいるところに驚くとともにちょっと穿った見方を持ちました。wikiなどを読むと第二次大戦時の軍部にはかなり批判的とあり、内容については何が妥当かをよく見て考える必要があるかと思います。

    テレビ東京「FOOT BRAIN」の野口健さんの回が面白かった

    テレビ東京のサッカー番組「FOOT BRAIN」は好きな番組です。ただリアルタイムで見れることは少なく、基本録画してますが、時間の都合もあり、全部は見れずかいつまんで見たりしてます。

    その中で、先日12/2に放送された登山家の野口健さんの回がなかなか面白く、興味深く見れました。「波乱に満ちた人生から紐解かれるメンタルの数々…」とありましたが、思考法などに目を引かれるところが幾つかあったように思います。

    撤退する勇気を持つことで生き延びる

    過去、エベレストに数回登頂されてますが、高地順応の時間も含め2ヶ月半くらいかかるということ。それを経た上で、あと頂上までもう少しというところで微妙だったときに、周囲の意見を聞くといっちゃおうぜという雰囲気になることもあるがそういう意見に引っ張られると、得てして大量遭難になりがちということでした。
    サンクコストという点もありますが、ここまで来たんだから行けちゃうよと思いがちなのが人間なので、こういう極限状態のときに

    ボロクソ言われたことを書き留めておく日記をつける

    いろいろと言われたことだけを書き留める日記をつけているということです。そして書き出したあと、頭に来てその日記をぼこぼこに踏んだりするということです。書き出すのがいいんでしょうね。アウトプットの仕方が興味深いですね。

    批判の7割はあたってる

    その批判日記について、書いたときは頭にきているものの、あとから読んでみると的を得ている批判が多いということ。7割くらいはあたっていると言ってましたね。それはなかなか言えることではないかと思います。

    考え方にはなかなか斬新なところがあったように思います。

    ▼参考URL
    命がけのアルピニスト・野口健が語る驚異のメンタル術

    セブンイレブンの年賀状印刷サービスを利用した

    毎年、年賀状を作成していましたが、今年は方法をちょっと変えて、セブンイレブンの年賀状サービスを利用することにしました。別に方法としては目新しくもなんともないですが、自分なりに考えたところがあったということですね。

    今までどうしていたか

    昨年までは、基本自作していました。数年前まで、windows時代はExcel+wordで、Macに移行してからはMS Oficceが使いづらいんで、日本郵便の年賀状キットを使って作っていました。それでもまあ作っていたんですが、ややいろいろと不満がありました。下記のようなことを思っていました。

    インクが高い

    いつも写真入りの年賀状にしてたんですが、カラーの部分も多いんでかなりインクを使うことになります。だいたい1回の年賀状作りで1パックくらいは使っちゃうかんじですかね。インクタンク1セットが数千円程度かかり、プリンターの関係もあってそこまで鮮明でもないんで、なんだかなと思っていました。

    表面、裏面の印刷が面倒

    裏面の模様の部分を作り、送付リストを作った上で表面の宛名を印刷、という2回印刷するのがなかなか面倒でした。一度に印刷できないのでそれぞれチェックしながら作るというのもなかなか骨でした。

    作ってみてどうだったか

    デザインは豊富で作るのも簡単

    ASP的にブラウザベースで作る感じですが、テンプレートも豊富でアプリとかで作るのとそんなに遜色ありません。昨年までと同様に、写真入れられるテンプレートで作りましたが、操作も軽快でストレスなく作れました。

    表面の宛名入りも簡単に作れる

    作成にはいろんなバージョンがありましたが、今回は表面の宛名入で作りました。個人情報の同意のあと、テンプレートのcsvをダウンロードし、そこに記入したうえでアップロードするかたちです。csvの形式や項目も特段わかりにくくなく順調に作成できました。そのあとアップロードしたあと、一応プレビューでどのように入ったかを確認できます。今までのアプリなどでは、文字数などの関係でデザイン崩れが頻発してた印象でしたが、これはさっときれいに挿入できたので、スタイル調整がしっかりされている印象を受けました。

    テキストのフォントなどが変えられないのは残念

    裏面にテキスト追加などできましたが、それや表面の宛名のフォントが変えられないのは残念でした。業務の書類などは基本メイリオにしていて、今までの自作の年賀状もそうしてましたが、セブンのこのサービスでは変えられないのは残念でした。宛名のフォントは明朝のような和風のフォントで、そういうんじゃないけどしょうがないか・・・と思いました。

    今回あえて使ってみましたが、費用もかかったものの概ね満足でした。より自分のイメージに近いものが妥当な金額で使えたならば、もっと満足度は高かったと思いますが、今後の改善に期待したいと思います。

    ▼参考URL
    セブン‐イレブン2019亥年年賀状印刷

    雑記その22:フジテレビの番組「This Is 中村俊輔」を見た。

    先日、深夜にやっていたTV番組「THIS IS 中村俊輔~語り尽くす40歳の本心~」を見ました。
    番組を知ったのは、確かTwitterだと思いますが、岡崎慎司選手のブログで紹介されていたから。途中で退団もしてましたね。
    簡単な感想をまとめたいと思います。

    あまり活躍がでなかったのは怪我してたのか

    前シーズンはかなり活躍して、チームも5位と上位でしたが、今年はチームも調子が上がらない中どうしていたかなと思っていました。番組によると、足首の状態が悪くシーズン中に手術していたということ。それはなかなか大変。

    加齢によりつかれた取りにくくなっているがあるのはよく分かる

    もう40歳ということで同年代ですが、外見はあんまり変わらないですね。ただ、専属トレーナーによると、大きく衰えたところはないものの、疲れが取りにくくなる、ということがあるということ。それはまあよくわかります。練習量を抑えるときもあるというけど、やっぱり練習したくなっちゃうんだよな、ということでした。練習の虫なんですね。

    w杯は難しい

    あれだけの選手でも、W杯では2回とも輝けなかった・・・w杯は難しい・・・と言っていて、それはそれは実感が籠もっている感じがしました。ただ、2010年のw杯のあと、目標を見失ったあと、MVPを取れるくらいの活躍をするというのを目標に掲げて、3年後それを実現

    自己主張は大事

    8年間の海外生活で、周りは生き抜くために癖強く生きているのが当たり前だ、日本はそこがユルいと言っていました。ご本人も外国行ったあとキャラクターはだいぶ変わった感じもしますしね。トルシエ監督もいろいろいじられたけど、日本人のナイーブさを消そうとしていたことについては評価していて、あとからそういうふうに思うもんなんですね。

    自身の最高のFKはローマ戦

    個人的には、以前あげていたセルティックで優勝を決めたキーマノック戦か、日本代表の2002年のキリンカップスロバキア戦かと思いましたが違いました。理由は、長身で、読んで飛ばないタイプのゴールキーパーに対して、上から落ちてくる感じで打てたから、ということでした。

    対戦相手の選手にも褒めるのは昔の経験から

    対戦相手の選手に話しかけたのを聞かれると、こうした方が怖かったと言っただけ、と言ってました。昔ヴェルディ時代のラモス瑠偉選手に同じように話しかけられて自信がついたからということ。日本が強くなれば何でもよい、というスタンスですが、あれだけの選手に声かけられたら、それだけで財産ですね。

    来年も現役ということですが、活躍できるかな。応援したいと思います。

    2018年11月読んだ本まとめ

    今月は電子書籍ですね。

    東京するめクラブ 地球のはぐれ方 (文春文庫)
    東京するめクラブ 地球のはぐれ方 (文春文庫)

    村上春樹さんたちが特定の地方を訪ね、普通じゃない見方とか体験とかしながらいろいろと語らうという本。昔10年以上前にあった「title」という雑誌に連載されていたと記憶しています。なんだかブラタモリのはしりみたいな感じですが、なかなかおもしろい。特に印象に残ったのは、江ノ島の回で老舗温泉旅館に止まって、ローマ風の風呂にはいるところと、サハリンの回で海にカニ取りに行ったときに、そこに生えてたワカメが美味しくて延々と食べちゃうというところですね。昔紙の本で持ってましたが、再読しても面白いです。

    MY FASHION BOOK MY STYLING BOOK
    MY FASHION BOOK MY STYLING BOOK

    MY STYLING BOOK
    MY STYLING BOOK

    スタイリストの日比理子さんの著作2つ。最初にMY FASHION BOOKの方を立ち読みしてよくて、電子書籍で買って、読み終わってそのままMY STYLING BOOKを買いました。割とファッションスタイリング本は好きですが、レディースのほうがアイテムが多いからかいいなと思うものが多いと思います。特に、アイテムと色を別途スタイリングに活かすようなかたちがよかったですね。

    本はたくさん読んでたかなと自分では思ってましたが、履歴を見るとそうではなく再読が多かったかなと思います。今月は年末なので、もっと読みたいですね。

    映画「Ryuichi Sakamoto:CODA」を見た

    以前から気になっていた坂本龍一さんに密着したドキュメンタリー「Ryuichi Sakamoto:CODA」を先日見ました。

    公開されたのは2017年なんで去年ですが、その情報は知っていたものの単館上映みたいなかたちで展開するということで、さっと見にも行けず、配信か何かで見れないかなと待っていました。
    そういうときに、確か坂本さんの公式twitterだと思いますが、Eテレで放映するということを知り、翌月だったもののばっちりto doリストに入れて録画し見ることができました。
    「音楽と思索の旅を捉えたドキュメンタリー。5年間に渡る密着取材」とあるとおり、長い時間をかけての生活や過去の映像なんかも取り入れた作品でした。その間には、東日本大震災もあり、ご自身の病気もあり、いろんなことを経ているなという印象を受けました。以下、作品を見ての雑感です。

    映画監督にはいろいろとひどい目にあっている

    映画音楽もたくさんやってますが、語っているなかでなかなかこれはひどいな、という話もいくつかありました。
    特にベルナルド・ベルトルッチ監督の逸話が語られていて、「ラスト・エンペラー」で、演技しにいったところで翌日撮影するシーンのバックの合唱曲をいきなり書かされた話とか、「シェリタリング・スカイ」で、録音しにオーケストラが待っているスタジオに着いたところ、ベルトルッチから曲すぐ直してよ、モリコーネはすぐ直してくれたよ、って言われて、オーケストラを30分待たせて慌てて直した(そしてその直したバージョンが素晴らしかったというオチ付き)とか、無茶振りもいいとこなエピソードがあって、外野から聞く分にはこれは大変だなあという感じでした。当人はもう必死だと思いますが。

    クリエイターとプレイヤーのバランスを取っている感じがよい

    自宅地下のスタジオで、グランドピアノでバッハを弾くシーンがある一方、YMOでその当時の先進性たるサウンドを奏でたり、新作の「async」で、なんとも形容しがたいようなテクノのような現代音楽のようなサウンドを奏でる姿があったり、いろんな面を持っているというかインプットに対してのアウトプットの幅が広いような印象を改めて受けました。
    ベースはクラシックにあるというのは周知ですが、御本人の興味とか作品に表したいかたちというのが単一でなくいろんなかたちなんだろうな、ということがよく分かる作品だと思います。

    原発に対する姿勢はともかく音楽家としての行動が素晴らしい

    先に書いたとおり、密着期間中に東日本大震災が起こります。作中の中で、原発反対デモが起こり、坂本さん自身もデモに参加しマイクで発言などしています。私自身は原発は恒久的には維持し得ないものの、単純に反発することは現状に対する対応としては適切でないように思いますが、坂本さん自身は津波で被災したピアノを再生し、被災地でもコンサートを開き活動などをされていて、その行動には敬意を表したいと思います。
    作中で、1999年に発表したオペラ「LIFE」の映像がありましたが、原発の父と呼ばれるロバート・オッペンハイマーのアリアという作品があり、以前からスタンスは変わっていない感じがしました。この作品は興味を持って見ていましたが、自分なりに消化はできていませんでした。

    フィールド・レコーディング楽しそう

    この作品のジャケットは、坂本さんがバケツをかぶった姿ですが、これは自宅で雨が降ってきた際に、雨粒が奏でる音をiphoneを使って録音ときにバケツをかぶった様子を撮ったものです。
    これ以外に、山中に行ってそこにあるゴミを叩いてその音を録音したりするシーンもあり、単に音声素材を撮るときも何らかの姿勢を持って作品に活かす、というのは、坂本さんが表立ってやっていることかと思います。
    スタジオ・DAWを使っての制作活動を捉えた映像も、もちろん興味深いんですが、その前のところにも、大いに注目したいと思いました。

    魅力的ないろいろな短編

    最近、ある短編ものを見ました。自分でもたまにいろんな短編作品に触れていましたが、改めていいなと思いました。
    そんなマイ・フェイバリット・短編をまとめてみたいと思います。

    村上春樹の短編

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    村上春樹さんの短編は、よいものがたくさんありますね。以前、「職業としての小説家」かもしれませんが、小説を書くスタイルについて、長編と短編を交互に書いていくというようなことを言っていました。どちらも素晴らしいと思います。
    好きなのは、この本にもおさめられている「ファミリー・アフェア」と「午後の最後の芝生」が好きです。「納屋を焼く」もいいですね。なんとなく、そこに出てくる人たちの心のうごきみたいのが読み取れるような描写がされているように思います。

    レイモンド・カーヴァーの短編

    アメリカの作家、レイモンド・カーヴァーも短編小説が有名です。というか、村上春樹さんがいろんなとこで紹介したり翻訳をしたりして知ったところがあります。この方の短編も、生活に密着した人々の生活を描く、みたいなのが多いですね。
    「大聖堂」とかが好きかな。

    手塚治虫の短編

    空気の底
    空気の底

    手塚作品にも、短編でいいのがたくさんあります。「ブラックジャック制作秘話」を読んだ際に、16ページで短編をつくれれば、そこから長編まで広げていける、と述べていたシーンがありましたが、短編でもきっちりストーリーの骨格がきちんとしているのはさすがに手塚作品という感じですね。
    この「空気の底」はミステリーものという感じがしますが、「野郎と断崖」などは、ちょっとゾクッとする感じがしますね。

    ディズニーの短編

    これは映像作品で、ディズニー関連のショートフィルムを集めたものです。Amazon primeで見ましたが、どれも良かった。ディズニーならではのハイクオリティな感じで、普段私はアニメ作品はほとんど見ないのですが楽しめました。
    好きなのは「愛犬とごちそう」かな。犬も人の気持がわかる、という体で描かれていて、とてもいいですね。

    もっとあるかと思いますが、さっと読めたり見れるのも短編の魅力かと思います。もっと楽しんでいきたいですね。