2019年3月に読んだ本まとめ

まずは紙の本から。

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夢の中で会えるでしょう [ 高野 寛 ]
価格:1080円(税込、送料無料) (2019/4/7時点)

ミュージシャン高野寛さんの対談集。気になってましたが、帰宅途中の書店にあったので買いました。内容は、片桐仁さんとか、高橋幸宏さんとか割と関係近い人が多かったですが、やはり緒川たまきさんとの対談が往年のソリトンside-Bを彷彿とさせてよかったですね。結構「ソリトン見てました」と言われることが多い、とありましたが、ああいう番組は前にはなかった気がしてて、今から思えばインターネット的でしたね。

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短篇集こばなしけんたろう [ 小林賢太郎 ]
価格:1699円(税込、送料無料) (2019/4/7時点)

ラーメンズ小林賢太郎さんの短編集。短編といっても、従来の小説のフォーマットにこだわるのではなく、過去と未来の自分との往復書簡集とか、フォーマット自体がひねってあったりして、まさにコバケン的な著作でしたね。

中村俊輔選手の新書、サッカーの見方についての考えを書いた本でした。現役のプレーヤーですがサッカー見まくっているということで(多分DAZN入ってるだろうなと)、近頃現役引退された岩政大樹さんの著作は、完全に観察者からの分析という立ち位置ですが、中村俊輔選手だと、プレーヤー的な感覚を著そうという感じがして興味深いですね。

元韓国代表のパク・チソン選手の自伝。刊行は確か10年くらい前かと思いましたが、そのころよく立ち読みしていて、最近また読みたいなと思いたち中古でしたが買ってみました。当時所属していたマンチェスター・ユナイテッドは、チャンピオンズリーグでもなんども決勝に行くなど、文字通り世界最強のクラブでしたが、そこでなんとか生き残ろうともがいていた記録がそこにあり、感情の揺れも表現されていて興味深いですね。

続いて、電子書籍。
まずは、NUMBER三連発。

Number(ナンバー)973号[雑誌]
Number(ナンバー)973号[雑誌]

Number(ナンバー)974号[雑誌]
Number(ナンバー)974号[雑誌]

Number(ナンバー)975号[雑誌]
Number(ナンバー)975号[雑誌]

まずは、Jリーグ外国人選手についての特集。ランキング載ってましたが、ストイコビッチが1位でした。最近またイニエスタ、ビジャなどW杯優勝経験がある外国人が多く来るようになりましたが、過去もいい選手がたくさんいましたね。個人的には、フリューゲルスファンだったので、ジーニョかな。

そして、その後はイチロー選手の特集。前のものは、開幕前のプレビュー、後のものは引退が発表された後のものです。昨年も、開幕前のプレビュー号があり、シアトル・マリナーズ復帰にあたってということでしたが、その後は選手登録を外れ監督補佐、となりました。今年についても、開幕前には日本での開幕戦前にメジャー登録して、その後の活躍を目指す本人のインタビューも掲載されていたので、日本の試合の後に引退したのは正直残念でしたが、でもやりきったイチロー選手らしい幕切れだったかと思います。またエントリー書きたいですね。

内田篤人 悲痛と希望の3144日
内田篤人 悲痛と希望の3144日

サッカー選手の内田篤人選手の密着ドキュメンタリー本です。以前「僕は自分が見たことしか信じない」という著作で、シャルケ在籍時代のことについて書いていましたが、これはその後、ブラジルw杯での活躍後からシャルケでのリハビリ〜鹿島復帰までのことについて書いたものです。w杯後に怪我がなかなか治らず、数年まともに試合が出れなくなった後、鹿島復帰を決め怪我を抱えつつ復活していく姿はなかなか壮絶なものがあったと思います。怪我については、引退を覚悟したこともあったということで、若くして日本代表に選ばれて欧州でも活躍し、順分満帆だったキャリアかと思いましたが、怪我がありその後相当苦労したことを考えて、いや大変だなと思わずにはいられません。

絶対正義 (幻冬舎文庫)
絶対正義 (幻冬舎文庫)

最近フジテレビでドラマで放送してされていたのを見て、おもわず原作をぱっと買ってしまいました。正直あんまりだったかな・・・。ドライブレコーダーというのが安易な感じがして、もっと人の動機とか感情について書かれたほうが良かった感じがします。

今月は乱読でした。また来月。

Amazon Prime readingで雑誌をいろいろと読んでみる

AmazonPrime会員になってますが、あんまりいろいろと調べて使ってませんでした。ただ、よくよく見てみると、Amazon Prime readingというサービスで、見れるものは限定されてますが本とか雑誌とかを無料で見ることができるのを知りました。

普通に使うお急ぎ便とかの他に、Musicとかいろいろありますが、その中にreadingというサービスがありますね。

雑誌とか書籍とかがあります。ここからKindleでダウンロードして

雑誌を主に読んでますが、数が限られてるといえども、なんとなく読みたいなと思ってて立ち読みとかkindleストアで見てたものがあるのが嬉しいですね。たまに読んでるのは、

  • Sound&recording Magazine
  • Go Out
  • Popaye
  • などですね。
    特に、Sound&recording Magazineは、アプリもインストールして有料のを買ってたんですが、ここで無料(実質は違いますが)で読めたか・・・というところです。

    ただ、同時に読めるのが10冊までということで、読み終わったのは削除してて、あくまでフロー的に見るくらいでいいですね。うまく使っていきたいと思います。

    2019年1月に読んだ本まとめ

    まずは紙の本から。

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    夢の中で会えるでしょう [ 高野 寛 ]
    価格:1080円(税込、送料無料) (2019/2/3時点)

    シンガーソングライターの高野寛さんの対談集。トークショーを書籍化したものでした。1995年に「ソリトンside-B」というその当時は教育テレビでの番組がありましたが、それを模してトークショーやりましょうという企画があり、それを起こしたものでした。冒頭で一緒に司会されてた緒川たまきさんとの対談があり、興味深かったですね。高野さん曰くいろんなところで、「ソリトン見てました!」と声をかけられるんです、と言われるとあって、私も当時よく見てましたが、今のようにインターネットもほぼ普及してない中で、いろんなジャンルの羅針盤となっていた番組でしたね。そういう意味で懐かしかったです。

    続いて電子書籍。

    ライフハック大全―――人生と仕事を変える小さな習慣250
    ライフハック大全―――人生と仕事を変える小さな習慣250

    ライフハックに関する本。ライフハックといえば、今か十年前後に流行った記憶がありますが、今でも使えるものがあるかなと思いさっと買ってみました。エッセンスとしてはいいですね。

    知的生活の設計―――「10年後の自分」を支える83の戦略
    知的生活の設計―――「10年後の自分」を支える83の戦略

    これも、ライフハックと同じ著者の方が書いた本。どちらもTwitterで見かけたものです。この本のほうが、ライフハック本よりも本質的に設計を考えた本という印象を受けました。

    知らなきゃよかった 予測不能時代の新・情報術 (文春新書)
    知らなきゃよかった 予測不能時代の新・情報術 (文春新書)

    池上彰さんと佐藤優さんの共著。今までもいろいろと買ってはいますが、新刊ということでまた買ってみました。現在の政治・社会情勢を知るにはまあ良い本とかと思いますが、政権批判色がより強かったのが気になったかな…

    5分後に意外な結末 ②青いミステリー
    5分後に意外な結末 ②青いミステリー

    5分後に意外な結末 ④黒いユーモア
    5分後に意外な結末 ④黒いユーモア

    これらは、ショート・ショートですね。娘が学校の図書館から「54文字の物語」を借りてみてて、それを目にして検索して買ってみました。あんまり内容は覚えてないけど・・・・でも読んでたときは楽しめました。

    OCEANS 2019年3月号
    OCEANS 2019年3月号

    Number(ナンバー)971号[雑誌]
    Number(ナンバー)971号[雑誌]

    雑誌も買ってました。

    2018年12月に読んだ本まとめ

    まずは紙の本から。今月は紙の本を割と多く買っていました。

    アメリカ音楽についての新書。ブルースだとかソウルだとかジャズなどを、ジャンルごとに時系列にならべ概論的に著した本です。自分の好きなジャンル、例えばジャズであるとかロックであるとかはなんとなく知ってはいましたが、あまり詳しくないジャンルについてはなかなか取っ掛かりがなく、聞いたことのある人をなんとなく聞いてみる、みたいな感じでしか触れられなかったですが、このように全体から時系列的に説明されていると、理解が早くていいいですね。Google Play Musicを契約していますが、それに入っているアーティストだったらすぐ聴けるので、本を読みながらいろいろと曲を紐解いてみたりしていました。

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    中年男ルネッサンス (イースト新書) [ 田中俊之 ]
    価格:929円(税込、送料無料) (2019/1/3時点)

    社会学者の田中俊之さんと芸人の山田ルイ53世さんの共著。田中さんは男性学という名で社会学者として活躍されていますが、何者にもなれないというところにフォーカスして論じているのが興味深かったです。山田ルイ53世さんも、髭男爵で一世を風靡したもののその後はいろいろとあったということで、両名とも実体験に基づいて考察されていたのがなかなか良かったように思います。

    これは、サッカーの戦術本です。W杯以降、サッカーの戦術についてちょっとはまり、いろいろと本を読んでいるんですが、これはFootballistaという雑誌で連載されていたレナート・バルディさんという実際にイタリアのサッカークラブでコーチをしている方の分析などを元に構成されています。現マンチェスター・シティ監督のグアルディオラ監督の戦術など、高度に発達している戦術について詳細に解説されていて、とても勉強になります。

    続いて電子書籍
    翻訳夜話 (文春新書)
    翻訳夜話 (文春新書)

    村上春樹さんの翻訳についての新書。刊行されたのは2000年ということで、その時紙の本で買って手放していしまいましたが、ちょっとなんか読みたいなというときに目について、さっと買いました。共著まで行きませんが本職の翻訳家の柴田元幸さんとの対談も収められていますが、同じ英文を両名が翻訳してみて、その違いを見る、という箇所で、だいぶ翻訳された感じが違うなというところが印象に残ってます。

    昭和の怪物 七つの謎 (講談社現代新書)
    昭和の怪物 七つの謎 (講談社現代新書)

    評論家の保阪正康さんの新書。第二次大戦時の日本軍の重鎮たちにフォーカスしたものです。個人的には、瀬島龍三氏に関する記述に興味を持って買いましたが、インタビューの内容など1次情報に手を入れて、それが官僚にありがちな行動だ、と結んでいるところに驚くとともにちょっと穿った見方を持ちました。wikiなどを読むと第二次大戦時の軍部にはかなり批判的とあり、内容については何が妥当かをよく見て考える必要があるかと思います。

    2018年11月読んだ本まとめ

    今月は電子書籍ですね。

    東京するめクラブ 地球のはぐれ方 (文春文庫)
    東京するめクラブ 地球のはぐれ方 (文春文庫)

    村上春樹さんたちが特定の地方を訪ね、普通じゃない見方とか体験とかしながらいろいろと語らうという本。昔10年以上前にあった「title」という雑誌に連載されていたと記憶しています。なんだかブラタモリのはしりみたいな感じですが、なかなかおもしろい。特に印象に残ったのは、江ノ島の回で老舗温泉旅館に止まって、ローマ風の風呂にはいるところと、サハリンの回で海にカニ取りに行ったときに、そこに生えてたワカメが美味しくて延々と食べちゃうというところですね。昔紙の本で持ってましたが、再読しても面白いです。

    MY FASHION BOOK MY STYLING BOOK
    MY FASHION BOOK MY STYLING BOOK

    MY STYLING BOOK
    MY STYLING BOOK

    スタイリストの日比理子さんの著作2つ。最初にMY FASHION BOOKの方を立ち読みしてよくて、電子書籍で買って、読み終わってそのままMY STYLING BOOKを買いました。割とファッションスタイリング本は好きですが、レディースのほうがアイテムが多いからかいいなと思うものが多いと思います。特に、アイテムと色を別途スタイリングに活かすようなかたちがよかったですね。

    本はたくさん読んでたかなと自分では思ってましたが、履歴を見るとそうではなく再読が多かったかなと思います。今月は年末なので、もっと読みたいですね。

    魅力的ないろいろな短編

    最近、ある短編ものを見ました。自分でもたまにいろんな短編作品に触れていましたが、改めていいなと思いました。
    そんなマイ・フェイバリット・短編をまとめてみたいと思います。

    村上春樹の短編

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    象の消滅 短篇選集1980-1991 [ 村上春樹 ]
    価格:1404円(税込、送料無料) (2018/11/15時点)

    楽天で購入

    村上春樹さんの短編は、よいものがたくさんありますね。以前、「職業としての小説家」かもしれませんが、小説を書くスタイルについて、長編と短編を交互に書いていくというようなことを言っていました。どちらも素晴らしいと思います。
    好きなのは、この本にもおさめられている「ファミリー・アフェア」と「午後の最後の芝生」が好きです。「納屋を焼く」もいいですね。なんとなく、そこに出てくる人たちの心のうごきみたいのが読み取れるような描写がされているように思います。

    レイモンド・カーヴァーの短編

    アメリカの作家、レイモンド・カーヴァーも短編小説が有名です。というか、村上春樹さんがいろんなとこで紹介したり翻訳をしたりして知ったところがあります。この方の短編も、生活に密着した人々の生活を描く、みたいなのが多いですね。
    「大聖堂」とかが好きかな。

    手塚治虫の短編

    空気の底
    空気の底

    手塚作品にも、短編でいいのがたくさんあります。「ブラックジャック制作秘話」を読んだ際に、16ページで短編をつくれれば、そこから長編まで広げていける、と述べていたシーンがありましたが、短編でもきっちりストーリーの骨格がきちんとしているのはさすがに手塚作品という感じですね。
    この「空気の底」はミステリーものという感じがしますが、「野郎と断崖」などは、ちょっとゾクッとする感じがしますね。

    ディズニーの短編

    これは映像作品で、ディズニー関連のショートフィルムを集めたものです。Amazon primeで見ましたが、どれも良かった。ディズニーならではのハイクオリティな感じで、普段私はアニメ作品はほとんど見ないのですが楽しめました。
    好きなのは「愛犬とごちそう」かな。犬も人の気持がわかる、という体で描かれていて、とてもいいですね。

    もっとあるかと思いますが、さっと読めたり見れるのも短編の魅力かと思います。もっと楽しんでいきたいですね。

    2018年10月に読んだ本まとめ

    まずは紙の本です。

    以前、「砕かれたハリルホジッチ・プラン」という新書を著していた五百蔵 容氏の新作でした。W杯の日本代表の戦い方について考察した本です。W杯前は酷評されていた日本代表ですが、本番はかなり堂々とした戦いぶりでした。惨敗するかと思いましたが、そうはならなかった。なぜかなと思っていましたが、欧州でプレーする選手が多かったことで、普段のクラブの中で身についていたポジショナルプレーがいいかたちで発揮できた、ということでした。単純な前評判だと難しかったですが、結果は違ってなかなか予想はしづらいなと思いました。

    続いて電子書籍。

    マーケティングの仕事と年収のリアル
    マーケティングの仕事と年収のリアル

    マーケティングコンサルタントの山口義弘さんの著作。マーケティング業界でのキャリアについて書いた本。自分のキャリアの良し悪しはともかく、実感として仰っているとおりかなという感じがします。知らずにtwitterもフォローしてましたが、かなり考えさせられる本でしたね。

    女が死んでいる (角川文庫)
    女が死んでいる (角川文庫)

    貫井徳郎さんの短編集。見たら昔のものを集めた形になっていました。通勤途中に買いましたが、また楽しめました。

    Begin (ビギン) 2018年 11月号 [雑誌]
    Begin (ビギン) 2018年 11月号 [雑誌]

    雑誌のBigin。普段雑誌は電子書籍であまり買いませんが、ちょっと気分を変えてということで。

    2018年8、9月に読んだ本まとめ

    まずは紙の本から

    図書館で借りた本。レイモンド・カーヴァーの短編集で村上春樹さんが翻訳してます。以前から結構好きで久々に手に取りましたが、やっぱりいい。なんというか、生活がありありと書かれてる感じがして、そのへんが共感できるところですかね。

    これは仕事帰りの本屋でぱっと買いました。これも漫画ですが短編。ブラックジャックほか読んだことがあったものもありましたが、なかなかこれもいいと思わせました。

    続いて電子書籍

    Number(ナンバー)958号[雑誌]
    Number(ナンバー)958号[雑誌]

    Number(ナンバー)960号[雑誌]
    Number(ナンバー)960号[雑誌]

    Number(ナンバー)961号[雑誌]
    Number(ナンバー)961号[雑誌]

    Number PLUS 中田英寿 20年目のイタリア (Sports Graphic Number PLUS(スポーツ・グラフィック ナンバープラス)) (文春e-book)
    Number PLUS 中田英寿 20年目のイタリア (Sports Graphic Number PLUS(スポーツ・グラフィック ナンバープラス)) (文春e-book)

    Number固め買いしてました。高校野球のは昔のPLが気になって、イニエスタのはインタビュー読みたくて、そして越境フットボーラー+中田英寿特集はもちろんヒデ目当てです。
    ヒデがペルージャ行って20年ってことで企画されたみたいですが、インタビュアーの金子さん含め懐かしく、今思うとやっぱり偉業ですね。

    欧州クラブサッカー究極読本
    欧州クラブサッカー究極読本

    サッカーのチーム別に、各年度のスカッドと成績をまとめていわばデータ本。過去2回位改訂版が本で出てて、いずれも持ってるんですが、電子書籍で出ているのを知って購入。たまに思い立って、あの選手ってあの年どうだったっけ?と思ってこの本紐解くときがあるんですが、電子書籍でもあると便利ですね。

    月刊footballista (フットボリスタ) 2018年 09月号 [雑誌]
    月刊footballista (フットボリスタ) 2018年 09月号 [雑誌]

    サッカー雑誌のフットボリスタ。分析記事が良くて、ワールドカップ後から頻繁に買ってます。

    日本人が海外で成功する方法 (角川書店単行本)
    日本人が海外で成功する方法 (角川書店単行本)

    元日本代表の松井大輔選手の著作。海外組のサッカー本ですが、どうしたら外国でサバイブできるか?ということを詳細に書いてて、いつもサッカー本はそうですが興味深く読めますね。異文化で格闘するということそのものが価値がある、ということかなと思います。

    明日クビになっても大丈夫! (幻冬舎単行本)
    明日クビになっても大丈夫! (幻冬舎単行本)

    ライターのよっぴーさんの著作。web界隈だとおもしろライターとしてそれなりに有名ですが、単に幸運にのってこことまで来たんではなく、いろいろやっているうちに仕事が来るようになった様が興味深かったです。

    仁義なき日本沈没―東宝vs.東映の戦後サバイバル―(新潮新書)
    仁義なき日本沈没―東宝vs.東映の戦後サバイバル―(新潮新書)

    映画関連の著作が多い春日太一さんの著作。一時期、この方含め映画全盛期を描いた本を結構固めて読んでましたが、これは東宝と東映の対決に焦点を当てた本。以前の著作で、東映のメチャクチャ振りを書いてた本を読んだので一部分は知ってましたが、業界を広く見るとまた違う視点があるものです。映画やテレビもそうですけども、業界として栄華を誇りながらその後は没落していくという栄枯盛衰については、単に感ずる以上のことを考えればと思います。

    45歳の教科書 戦略的「モードチェンジ」のすすめ
    45歳の教科書 戦略的「モードチェンジ」のすすめ

    元リクルートで活躍されている藤原和博さんの著作。読んだのは初めてかな。勤める上でのキャリア、ではなく、もっと自分で行動していくことの重要性を説いた本です。藤原さんは意識を持って教育関連のキャリアを積まれていますが、そこも自分の考えあってこそ。単なるキャリア論ではなく、自分について考えさせられる本だと思います。

    ダンス・ダンス・ダンス (講談社文庫)
    ダンス・ダンス・ダンス (講談社文庫)

    村上春樹さんの長編小説。電子書籍化されたので買いました。長編小説だったらこれが一番好きかな。

    2ヶ月分だったのでたっぷりでしたが、インプットは多かったと思うので良かったと思います。

    2018年7月に読んだ本まとめ

    まずは紙の本から。

    サッカーの新書。ワールドカップ直前に解任されて前監督となったハリルホジッチ前監督について書いた本。著者の五百蔵 容さんは、本職のサッカーライターなどではなく、ゲームプランナーをやりながら別にこの本を書いたということです。すごい。
    この本ではハリルさんのゲームプランを事細かに解説していますが、中でもハーフスペースという概念とインサイドハーフというポジションについての解説が良かったです。自分の今までの理解が適当だったななと。ハリルさんだったらどう戦ったかというシュミレーションもしたりして、今回日本はベスト16までは行けましたが、実際その内容はどうだったのかという検証をしてみたくなる本です。

    続いて電子書籍。

    ブランド人になれ! 会社の奴隷解放宣言 (NewsPicks Book)
    ブランド人になれ! 会社の奴隷解放宣言 (NewsPicks Book)

    現ZOZO勤務の田端信太郎さんの著作。センテンスがあってそれについての見方を述べるというような本でした。一つ一つはそこまで奇抜なことを言ってませんが、田端さんのキャリアを考えるとこのように考えてかつ実行までやりきったことで、そういうキャリアを歩めているんだということで刺激になる本でした。レビューみると結構叩かれてますが、その内容は内容が陳腐だとか今まである内容の焼き直しだというような感想が多いですがそんな暇あったらなにかやればいいのにと思います。

    必笑小咄のテクニック (集英社新書)
    必笑小咄のテクニック (集英社新書)

    通訳として高名な米原万里さんの著作。小咄のテクニックというだけあって、面白い話を類型化してどう面白いかを解説してます。私も常日頃何か面白い話をぱっと言えるように考えておきたいと思って、そこから進んでないですが、なにか考えるヒントにしてみたいと思いますね。

    喰う寝るふたり 住むふたり 2巻
    喰う寝るふたり 住むふたり 2巻

    これは1巻買ったので2巻目も買った感じです。3巻は買わなくてもいいかな。

    このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法
    このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

    これはどこかtwitterか何かでだれかが紹介しているのを買いました。転職しようかどうしようか迷っている人を主人公に、経営コンサルの人にアドバイスを受けつつその人が勤務先をコンサルする立場となり、その様子ややり取りを対話っぽく展開させていくかたちです。正直内容はそこまで感銘を受けるほどのものではないような気もしています。

    月刊footballista (フットボリスタ) 2018年 08月号 [雑誌]
    月刊footballista (フットボリスタ) 2018年 08月号 [雑誌]

    w杯前によく買ってたfootballista。w杯のレビューみたいなかたちの号だったので買いました。レナート・バルディ氏のテクニカルレポートは参考になりました。日本は明確なプレービジョンがあった、川島のGKとしての基本技術はドンナルンマよりは上だが繋ぐ意識は低い、など、分析されていたので参考になりました。

    幸服論 人生は服で簡単に変えられる (SPA!BOOKS)
    幸服論 人生は服で簡単に変えられる (SPA!BOOKS)

    結構著作も買っているスタイリストMBさんの本。今まではスタイリング本が主でしたが、今回はご自身の体験を絡めてスタイリングはどうすればいいのか、という点での著作です。正直、自身の体験を交えると、あんまり興味深くないかなと思いました。

    モヤモヤするあの人 常識と非常識のあいだ (幻冬舎文庫)
    モヤモヤするあの人 常識と非常識のあいだ (幻冬舎文庫)

    モヤモヤするあの人 常識と非常識のあいだ (幻冬舎文庫)
    モヤモヤするあの人 常識と非常識のあいだ (幻冬舎文庫)

    フリーライターの宮崎智之さんの著作。ネットで記事を見て、著作を検索して買ってみました。「クソバイス」「告ハラ」など、聞いたこともある造語を生み出した方ですね。内容はいろんな視点で書いていて面白いという感じです。男女関係に関しては割と社会学的に、個人の行動とマスの潮流が結びついているような観点で書かれているように思います。

    どこでも誰とでも働ける――12の会社で学んだ“これから”の仕事と転職のルール
    どこでも誰とでも働ける――12の会社で学んだ“これから”の仕事と転職のルール

    約12社で働き現在は起業されている方の仕事論みたいなものです。転職しやすいエンジニアなどの専門職かと思いきや、プロデューサー的な立ち位置で実績を上げて転職しているのが印象的でした。みんなに当てはめてかんがえるのは難しそうですが、キャリア論としては興味深かったですね。

    2018年6月に読んだ本まとめ

    先月書いた5月の読んだ本以外エントリを書いてませんでしたが、本は結構読みました。

    今回は電子書籍ですね。

    大草直子のSTYLING&IDEA 10年後も使える「おしゃれの結論」
    大草直子のSTYLING&IDEA 10年後も使える「おしゃれの結論」

    先月も買ったスタイリスト大草直子さんの著作。今回の方がビジュアルが多い本でしたね。時計+ブレスレットのコーディネーションなどがなかなかよかった。

    日本サッカー辛航紀~愛と憎しみの100年史~ (光文社新書)
    日本サッカー辛航紀~愛と憎しみの100年史~ (光文社新書)

    サッカー界の重鎮ジャーナリスト、佐山一郎さんの著作。ハリルさんの一件があってから日本サッカー協会のゴタゴタはいろいろ注目されていますが、紐解くと前からいろいろとありましたね。

    Pen (ペン)「特集:いまならどちらを選びますか? ちょっと古いクルマ、長く愛せる新車。」〈2017年10/15号〉 [雑誌]
    Pen (ペン)「特集:いまならどちらを選びますか? ちょっと古いクルマ、長く愛せる新車。」〈2017年10/15号〉 [雑誌]

    雑誌です。ちょっと買ってみたかったから買ってみたいというかたち。

    読書という荒野 (NewsPicks Book)
    読書という荒野 (NewsPicks Book)

    幻冬舎の社長、見城徹さんの著作。編集者時代の著者との交流を中心にした読書本でした。初めて読みましたが、文体にも氏のキャラクターが現れているようで面白く読めました。

    モテたいわけではないのだが ガツガツしない男子のための恋愛入門 (文庫ぎんが堂)
    モテたいわけではないのだが ガツガツしない男子のための恋愛入門 (文庫ぎんが堂)

    ブロガーのトイアンナさんの著作。Twitterやはてぶなどソーシャルメディアで注目してフォローしたりしてますが、男性向けに書いたということで、あまり今までになかったタイプの著作かと思いました。

    ウィニング・ストーリー 一流サッカー選手・指導者の自己実現術 (単行本)
    ウィニング・ストーリー 一流サッカー選手・指導者の自己実現術 (単行本)

    元日本代表の岩政大樹さんの著作。以前の著作も買ったことがありましたが、今回は対談集です。年下の人や後輩に話す際も基本敬語で、敬意を現していて好感が持てました。斬新な視点で切り込んでいく形は、もはや知性派の岩政さんの真骨頂ですね。

    月刊footballista (フットボリスタ) 2018年 07月号 [雑誌]
    月刊footballista (フットボリスタ) 2018年 07月号 [雑誌]

    以前も買ったfootballista、以前の回はハリルホジッチ前監督解任直前の号でしたが、今回は西野新体制になってあらためてグループリーグの勝ち抜けについて考察した点がよかったです。

    長友佑都の食事革命
    長友佑都の食事革命

    サッカー本が続きます。現役日本代表の長友佑都選手の著作。食事についてです。サッカー選手の食事については結構興味を持っていろいろと読んでみましたが、栄養学を重視している内容で、ですが読みやすく大変勉強になる内容でした。

    吉田麻也 レジリエンス――負けない力 (ハーパーコリンズ・ノンフィクション)
    吉田麻也 レジリエンス――負けない力 (ハーパーコリンズ・ノンフィクション)

    そして、また現役日本代表の吉田麻也選手の著作。他の選手と比べるとだいぶさばけている感じの文体ですが、その分気取っていない感じがして好感がもてますね。プレミアリーグでの格闘を吐露している箇所などは、さすがキャリアを重ねている選手ゆえの実感が現れていてよかったです。